人気ブログランキング |
ブログトップ

村上 密 Blog

反省からの展望

1980年代、教会成長した教会が、弟子訓練に取り組み、献身者という無給か薄給で奉仕するグループを形成した。教育と言うものは牧師個人が育てるものではない。いろいろな専門分野の教師が協力して育てるものである。そのために神学校がある。その後、塾レベルから神学校の中間的な牧師・伝道師養成校が誕生した。共通しているのは実践を重んじる校風である。
1990年代、このような養成校出身者の多くは、ムーブメントに飛びつき、反知性主義に走った。このような牧師の運営する教会から牧師・伝道師を志す献身者が起こされて、どのような牧師・伝道師養成校に進むだろうか。進路は所属教会の牧師の強い影響を受ける。しっかりとした学びのできる神学校に進むことは稀である。牧師以上の学びを受けることを牧師が嫌う。
2000年代、このような経過をたどった教会・教団やグループは組織の劣化を招いた。なぜなら、個教会中心の強い人材を育てたからである。教会を利用して自己実現を果たそうとする人物が現れた。もはや、組織を重んじる精神は崩れた。
2010年代、異端やカルトの問題より、教会のカルト化の問題が相次いだのは、信徒がキリスト教倫理や規範を持たない牧師の独裁を許したからである。牧師は牧師に従う信徒を模範的信徒と教え込み、信徒が牧師依存に陥った。教会は、力を失った。牧師は独裁により自己実現を追及した。それははキリストへの愛から離れた生き方である。
2020年代、教会の課題は、互いに愛し合い、仕え合う絆作りである。そして、聖書の学びをおろそかにしない、キリストの教えを生活化する取り組みである。

by maranatha | 2020-01-02 23:24 | 教会
宗教問題