2020年 03月 23日
大切なこと
神学校で宗教法人法と教団規則を学んだ。その時はさほど重要とは思わなかった。必要を感じ始めたのは卒業して7年目だった。宗教法人を取得している教会に赴任になり、法務局や府庁とのやり取りが必要になったからだ。しっかり学ばなければと思ったのは神学校を卒業して13年目に教会堂建設に取り組むようになってからである。それまでは教会の問題を宗教法人と教会規則で取り扱うことは考えてもいなかった。法律や宗教法人法、規則などが本当に重要だ認識したのは2000年代に入ってからだった。神学校を卒業して約20年経っていた。福音を伝えるために神学校に入ったのであって、法律を学ぶ必要はないと思っていたら大間違いである。牧師が人の罪や問題を扱う仕事であるなら、法律も神学も大切である。牧師が教会で独裁的になっている教会では聖書に基づく解決はない。裁判に訴えて牧師の問題を裁かなければならない事態が起きるからである。教会員は教会運営を牧師任せにしてはならない。自ら神学も法律も少しずつでもよいので学ぶ方がよい。教会のカルト化を未然に防ぐ力となるからである。
by maranatha
| 2020-03-23 22:09
| 教会