2020年 04月 03日
教会が振るわれている
3月の経済状況が今までになく厳しい結果となった。この状態が3か月続けば会社が持たないと言われている。特に観光客を相手の商売は大きな打撃を受けている。コロナウィルス感染が終息しなければ、会社の倒産がドミノ倒しとなる。教会も例外ではない。外出の自粛で、礼拝参加者減、月定献金減、席上献金減となり、教会は貯えを取り崩して、月の目減り分を補わなければならない。いつまで持ちこたえられるか。今までと同じような献金は今後数年間は期待できない。なぜなら、これから教会員が不況のあおりを受けて、収入の減少に直面するからである。一番早く、影響を受けるのは賃貸で教会活動をしている教会である。もし、これまでのような献金額を強調したり、強要したりすれば、教会員は生活苦に陥ってしまい、教会を去ってしまいかねない。今までの収入の4割が減少しても。切り詰めれば生活は維持できると言われている。しかし、それ以上に減少すれば、大きな改善が必要とされている。賃貸から月4回の公共施設を借りるように変わらざるを得ない。教会員の収入が減少すれば、同じように牧師の収入も減少に応じる必要がでてくる。苦しみを共にする覚悟がなければ、不況の中で教会運営はできない。京都教会は土地建物は自前である。新会堂建築のために銀行から借入した建築資金は返済済みである。教会債も駐車場収益でもうすぐ完済できる。バブル崩壊、リーマンショックも乗り越えてきた。コロナ不況も乗り越える覚悟である。教会が振るわれている。振るわれて残るものが本当に必要なものである。振るわれて落としてはならないもの、それは信仰である。私たちは苦難の中で働かれる神と出会う。
by maranatha
| 2020-04-03 12:55
| 教会