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村上 密 Blog

信仰生活中心の課題

昨年までの好景気が終わった。コロナ感染拡大の影響で一気に不況になった。コロナ不況は戦後最大の不況になるだろう、と言われている。政府は安心感を与えるために、V字回復させる、と言っているが、それは誰もがむつかしいと思っている。これまでのいくつかの大きな不況から見ても、回復には10年、20年かかると思われる。それは、歴史から学べば当然の帰結である。多くの人々は、見えない「敵」(ウィルス)に常に脅かされ続けることは、経験したことがない。このような状況の中で、クリスチャンがどのように生きるかが問われている。教会活動中心の信仰生活から信仰中心の生活に切り替えを迫られる人が多くなると思われる。教会活動中心の信仰生活とは、教会に日曜だけではなく、何回も出かけて、諸集会や奉仕をしていく信仰形態である。献金や奉仕の熱心さを模範的な教会員とする教会運営に慣れてしまった人は、感染を避けるために、自粛せざるを得ない。もし、それでも教会員に同じような信仰生活を強制するようであれば、それは教会員の生活と生命を軽んじる運営であるから、退会して、信仰生活中心に移行した方がよい。しかし、信仰生活中心にも課題がある。インターネット上にある情報はどれでもいいわけではない。惑わしにあったりすることもある。所属している教会で礼拝説教をネット配信していれば、それを用いたらよいが、知らずに異端やカルト化した教会の配信にアクセスして学べば悪影響を受ける。気を付けていただきたい。また、よく知られているからと言って配信されているものを学べば、自分の属している教会の神学的立場と違うということで、後で困ったケースになることもある。
by maranatha | 2020-04-08 22:50 | 教会
宗教問題