牧会の委託と世界宣教命令

復活節第1主日、私はヨハネの福音書の21章前半から牧会の委託について語った。復活節第2主日には、マタイの福音書28章後半から世界宣教命令について語った。牧会の委託と世界宣教命令は弟子たちだけではなく、すべての教会が受けているものである。それゆえ、現代に生きるキリスト者として、どのようにこの牧会の委託と世界宣教命令に応えていくべきかについて語った。復活節第3主日は、マタイの福音書28章の前半から、天使論とユダヤ人たちの中で流布されているイエスの遺体を弟子たちが持ち去った風説、を取り上げた。マタイがユダヤ人たちに向けてイエスの十字架と復活を弁証しようとしていることを語った。聖書の通読ではなく、著者が何を伝えようとしているのか、この視点で聖書を読むようことを望む。