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村上 密 Blog

教団の危機

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団(以下、アッセンブリー)の中には、カリスマ運動の影響を受けた教職が増えている。昔は日本ペンテコステ教役者大会へ出席した牧師が影響を受けていた。この大会に招聘される講師の大半はアメリカからで、ほとんどがカリスマ運動の人物である。米国アッセンブリーではレストレーション運動(回復運動)が問題視されているのに、それを問題にしない牧師が日本のアッセンブリーには居続けた。「ダビデの幕屋」はアッセンブリーと相いれない教えであるが、それを受け入れている牧師もいる。この流れの中に24時間祈り続ける教会もある。教理的な歴史を知らない教職が、新しいムーブメントとして取り入れているのかもしれないが、知らないでは済まされない。問題はアッセンブリーの指導者たちの中にもこの影響が及んでいることだ。そのため、教団の聖会や大会各部の研修会等にカリスマ運動の牧師がよく招かれる結果となっている。アッセンブリーでは牧師を使徒とか預言者だとか呼ぶことはないが、招かれる外国の講師の英文のプロフィールには使徒と書いてあるケースもあった。わかっているはずなのに招聘すること自体が問題である。私のところには今まで何度もアッセンブリーは大丈夫ですか、との問い合わせがあった。教団の元理事たちからも、教理的に大丈夫かね、と問い合わせがあった。大丈夫ではない。私は福音主義に立つペンテコステ人なので、彼らを問題視してきているので煙たがれている。驚いたのは、ある教会の教会員が超教派の集会に出て、村上は教理的におかしい、と発言していたことだ。おそらくその教会員の属する牧師がそのように発言しているのだろうが、教理的にアッセンブリーから逸脱しているのはその教会員であり、牧師である。私はアッセンブリーを守るためにもブログで怪しいムーブメントを批評してきた。鯛は頭から腐る。教団の指導者の判断能力が落ちれば間違った教えの波に翻弄される。
by maranatha | 2020-08-31 16:32 | レストレーション
宗教問題

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