2021年 02月 05日
霊の父 肉の父
イエスは「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町に入ってはいけません。」(マタイ10:5)と弟子たちに語られた。しかし、ご自身は「サマリヤを通って行けなければならなかた。」(ヨハネ4:4)のでサマリヤを訪れられた。イエスは、井戸の傍らに座り、水を汲みに来た女と対話し、救いに導かれた。さらに、イエスは、女が導いてきた町の人々に福音を語り、救いに導かれた。イエスは、町の人々に乞われて、2日間サマリヤの町に滞在された。「サマリヤの町に入ってはいけません。」は弟子たちへの限定的な命令であって、イエスは十字架と復活を経て次のように語られた。「わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしが命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。」(マタイ28:18~20)さらに、「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」(使徒1:8)イエスの十字架と復活が、すべての人々へ福音を宣べ伝える道を切り開いたのである。サマリヤの町の人々は、イエスの福音を聞いて救われた。やがて、サマリヤの町の人々は、ピリポの来訪によって再び福音を聞いて救われた。「サマリヤを通って行かなければならなかった」は父なる神の定めである。
父なる神の定めを書いて思い出した。二十歳を迎えたとき、父が、「密、これからは大人だ。判子には気をつけろ。相場には手を出すな。」と話してくれた。父は連帯保証人となって大きな損害を受けたことがある。また、村の人で相場に手を出して田畑を手放さなければならないことを見てきた。私は連帯保証人となったことはあるが、できるだけ、連帯保証人は断ってきた。しかし、相場、博打、株には手を出さないで来た。連帯保証人となるとき、いつも父のことばを思い出す。「判子には気をつけろ」
by maranatha
| 2021-02-05 10:42
| 聖書