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村上 密 Blog

赦しの経験


Aさんが嬉しかったことを話してくれた。
Aさんは、5年前にいじめにあった。
いじめは、第三者を介しておさまった.
けれども、AさんはBさんとの関係に距離を置き続けてきた。
謝罪がなかったからである。それから5年が経った。
Aさんは、ある出来事から、Bさんと会話するきっかけが生まれた。
その対話の中で、Bさんが悔い改めていること、
関係修復を望んでいることがわかった。
悔い改めが心からのものとわかったので、
赦す気持ちが与えられた。そして和解した。
Aさんは、復讐はしないが、神に正しい裁きをしてください、と祈っていた。
神は和解へと導かれ、正しい裁きをされた。
忍耐を必要としたが、よい結果を得ることができた。
AさんはBさんの悔い改めの言葉を直接聞いた。
それで、赦そうという気持ちが与えられ、和解ができた。
そして、心がとても楽になった。
それまではBさんが悔い改めることはありえない、と思っていた。
聖書には悔い改めた人を赦すようにと書いてある。
それは知識としては知っていた。
けれども、現実に起きるはずがない、と思っていた。
しかし、起きるはずがないと思っていたことが起き、反省した。
この出来事で、神への信頼が深まった。
Aさんは、加害者が悔い改めていないのに、
赦しなさいを強制することを改めてほしいと願っている。

私は、悔い改めていない人を赦す必要はないと教えている。
悔い改めたら赦しなさい、と教えている。
悔い改めていないときは、悔い改めていない人の問題である。
しかし、悔い改めた人を赦すか赦さないかは自分の問題となる。
赦さないなら、聖書の教えに反することになり、
赦すなら、聖書の教えに従ったことになる。

by maranatha | 2021-02-12 12:42 | 謝罪
宗教問題