赦しの経験 ２

Aさんは、私が送ったメールに励まされたと伝えてきた。

私のメールの抜粋である。

「試練と思っていたことが、結果的には良い結果になった。

その経験の積み重ねが、神への信頼を深めます。
そして、今、試練と思えることも、やがて神がよい結果にしてくださると
先取りして（信仰）、心を安んじて過ごせるようになります。
信仰は現実を無視することではなく、現実を直視しながら、
今、信じる者と共に働かれる神を見上げて生きることです。」
Aさんは毎日「信じる者と共に働かれる神」を思いながら生活してこられた。
つらい時も、忍耐している時も、泣いていた時も、

「神がわたしと共にいてくださるんだ。」と言い聞かせて過ごされた。
そして、5年経って和解した後にやってきた次の試練の時は、

「信じる者には、万事が合い働きて益となります。
この言葉に間違いはありません。私たちは、その途上にあります。
問題の中にも神が働き、向こうにも神が働きかけておられます。」

とメールを送った。Aさんは、特に、問題の中にも神が働き、向こうにも
神が働きかけておられる、という言葉に希望を見出し、支えられた。と告げてこられた。

そして、次の思いがけない試練も不思議にも解決した。

相談者とのやり取りが役立っていることが私の励みにもなっている。