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村上 密 Blog

良心を麻痺させるからくり

教会がカルト化するとき、それは牧師だけの問題ではない。牧師の暴走或いは犯罪を黙って見過ごす教会員がいるからである。そして、見過ごすだけではなく、牧師の命令に従って、犯罪に協力する側近がいる。側近は、牧師の身近にいる分、やっていることを知って協力しているので、罪が発覚した時には共犯となる。内部告発者が出るときは、これ以上は牧師に従えない、或いは協力できないと判断した時である。信者がカルト団体から脱会する理由に、これ以上はできない良心の咎めが理由となることがある。カルト化した教会の中でも同じである。どんなに世界一の教会、牧師は霊的に最もすぐれた人物である、と信じていても、教会員には良心がある。良心は、偽りの教えを植え付けられていても、死んではいない。オウム真理教の信者の中にも良心に目覚めて証言した信者がいる。カルトとカルト化した教会には共通していることがある。それは、指導者が絶対者になっていることである。信者は、指導者に従うことが神に従うことと思い、犯罪行為を犯罪行為と思っていない。良心を麻痺させる思考は、この世の法の上に神を置き、指導者を神の代理人と思うことによって作られる。

*上記のような状況にあるカルト及びカルト化した教会に在籍の方はご相談ください。
 連絡先:kyoto.murakami*gmail.com  (*=@)

by maranatha | 2021-03-12 23:32 | カルト化
宗教問題

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