2021年 06月 08日
手を動かす
イヌは傷口をひたすらなめて直す。なめることは、殺菌と血行促進の効果がある。
奥歯を抜いた。抜いた側の頬に手を当て、ゆくり手を動かす、痛みが出ない。痛み止めの薬を飲む必要がない。唾液にはモルヒネの6倍もの鎮痛効果の物質がある。また、殺菌効果もある。手を当て、手を動かしたのは、血行促進である。イヌは自己治癒の先生である。
「私は彼がきっと出て来て、立ち、彼の神、主の名を呼んで、この患部の上で手を動かし、このツァラアトに冒された者を直してくれると思っていたのに。」(2列王記5:11)私とはナアマン、彼とはエリシャである。ナアマンの国、アラムでは患部の上で手を動かして直す治療法があるのではないか、と思われる。
家庭では、子供がおなかを痛めたときに、腹部に手を当てることがある。頭部に熱があれば手を当てる。痛いところがあればそこを自然にさする。子どもが悲しくて泣いたとき、母親は前頭部をやさしくなでる。痛いの痛いの飛んでけは、子供にはよく効く。大人は自分にそれをしない。
by maranatha
| 2021-06-08 17:05
| 自然