2021年 06月 20日
使徒の働き4章 権威
Q:今日の礼拝説教は使徒の働き4章からでしたね。何がテーマでしたか。
A:権威です。生まれつき足の不自由な男性が癒やされました。そのことが問題になりました。
Q:癒やされたのに、なぜ問題になるのですか。
A:おまえたちは何の権威によって、また、だれの名によってあのようなことをしたのか、と尋問されています。
権威と名が問題視されています。
Q:あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの名によるのです、
と答えています。なぜ、ナザレ人イエス・キリストの名を使ったのですか。
A:わたしを信じる者は、わたしが行うわざを行い、さらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。
また、わたしはあなたがたがわたしの名によって求めることは何でもそれをしてあげます、
とイエスが語られたからです。
Q:それでは、その言葉を信じて、生まれつき足の不自由な男性を癒やしたのですね。
A:百人隊長がしもべを癒やしてください、とイエスの求めたとき、彼はおことばをください、と求めました。
ことばでよいと言う理由は、自分も権威の下に置かれていて、部下たちは自分の言葉に従います。
イエスは彼の信仰を大変評価しています。イエスのことばを信じるときにわざが伴います。
Q:弟子たちは、イエスから悪霊を制して病気を癒やす力と権威を授かりました。
敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授かりました。
復活とペンテコステを経て、弟子たちの信仰は聖霊に満たされ、信仰が引き上げられたのです。
A:信仰の結果、驚くべきわざを体験したペテロは、この世の宗教的権威の上に、イエス・キリストを置いたのです。
ですから、イエスの名を使ってはならないと命じられた時、従わなかったのです。
神に聞き従うよりも、あなたがたに聞き従うほうが、神の御前に正しいかどうか、判断してください。
有名な反論です。
Q:宗教的な権威でもって脅かし、命じても、ペテロたちは屈しませんでした。何がそんなに彼らを強くしたのですか。
A:聖霊に満たされたからです。1章には、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。
…わたしの証人となります、と書かれてあります。
聖霊の助けが、彼らを大胆にしたのです。
Q:信仰と行いが分離されていないことに驚きます。
A:信仰には行いが伴うのが本当の信仰です。信仰は思考でとらえるものではなく、神の言葉への応答です。
Q:権威が、死者の中からイエスをよみがえらせた全能の神から来ていることがわかりました。
イエスに従うことは神に従うことと同じですね。
A:百人隊長は自分の生活の中で権威を体験して、それをイエスのことばと関連させて、
おことばをくださいと求めました。私たちも生活の中で学び、神との関係を深める歩みをしていきましょう。
by maranatha
| 2021-06-20 21:11
| 聖書