2021年 06月 25日
使徒の働き5章 愛の共同体の危機
Q:今度は使徒の働き5章からですね。
A:使徒の働きを続けたいと思っています。
Q:何を5章から伝えようとしておられますか。
A:ポイントは2つです。
一つは、アナニアとサッピラの事件です。
彼らの偽りは愛の共同体に危機をもたらします。
パウロは、愛には偽りがあってはなりません、と語っています。
ペテロも、偽りのない兄弟愛を抱くようになったのですから、
きよい心で互いに熱く愛し合いなさい、と語っています。
二つは、ペテロが、人に従うより、神に従うべきです、と語ったところです。
愛の交わりとイエス・キリストの十字架と復活の証人としての証言が救われる人を増し加えていきます。
いつの時代にも大切なことです。
Q:教会形成の秘けつですね。
A:聖書の教えより、世俗的に価値があると思えるものが教会の中には入りやすいです。
最近の傾向ですが、新しい啓示に傾倒して聖書啓示をないがしろにする教会が出てきました。
教会員が増えているからと言って、それが正しいわけではありません。
Q:教えの不純物が混じり始めているわけですね。
A:新しい啓示は、未来の恐怖をあおり、従来の教えを否定していきます。
相手の信仰や信念を崩すのには恐怖が効果的ですから。
恐れが信仰の反対の言葉です。
by maranatha
| 2021-06-25 20:38
| 聖書