Q:5章のつづきですが、偽りが愛の共同体を破壊するわけですね。
A:そうです。そして、偽りの教えが信仰共同体を破壊します。
Q:イエス・キリストの新しい戒めは、互いに愛し合いなさいでした。
A:その新しい戒めの実践が、財産を売り払って共有にし、助け合うことでした。
Q:復活されたイエスは、マタイ28章で世界宣教命令をしておられますね。
A:聖霊降臨後、弟子たちはイエスの十字架の死と復活を証言しています。
まず、エルサレムでの福音宣教、やがて、ユダヤとサマリヤ、地の果てに発展していきます。
Q:その後を追うようにして、律法主義の異端、やがてグノーシス主義が現れますね。
A:信仰の共同体への挑戦です。新約聖書の手紙は、異端から教会を守るために書かれました。
Q:いつまでも残るものは、信仰と希望と愛である、とパウロは言いましたね。
A:その信仰と愛が共同体の核です。これが失わられなければ教会には希望があります。
Q:使徒の働きを互いに愛し合いなさいとイエスの十字架の死と復活で読み解いていくわけですね。
A:福音の前進だけではなく、互いに愛し合いなさいへの取り組みも見逃せません。
このような教会の取り組みの中にイエス・キリストが共にいてくださるのです。