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村上 密 Blog

使徒の働き6章

Q:使徒の働き6章では配給の問題が起きていますね。
A:互いに愛し合いなさいに反することです。
 2節の対応は、マタイ16章、18章に出てくる天に御国の鍵の実践です。
 罪だけを扱うのではなく、教会の中の重要な問題を扱うこともこれには含まれます。
Q:使徒たちがしていた奉仕を選ばれた人々に委ねようとしています。
 それも、訴えてきた人々の中から選ぶわけですね。
A:7人が選ばれ、使徒たちが祈って、頭の上に手を置きました。権限を委ねたわけです。
Q:選ぶ基準は、双方にとって納得がいく基準ですね。
 御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たちです。
A:これは管理する立場に要求される資質です。
 7人に配給の奉仕を委ねて、愛の共同体が健全になりました。
 その結果、弟子の数が増えたとあります。
 使徒たちが祈りともことばの奉仕に専念できるようになったことも良い結果に結びつきました。
 祭司たちが次々に信仰にはいったことが今までとは違う出来事です。
Q:おそらく、貧しい祭司たちでしょうね。
A:そうでしょう。祭司の世界でも貧富の差が広がっており、
 大祭司一族や裕福な祭司たちは彼らを顧みなかったと思われます。
Q:愛のない世界から愛のある世界にだれでも移りたいです。
A:9節のリベルテンをご存じですか。
Q:いいえ。
A:ローマから解放された奴隷(自由を得たもの)たちです。
 エルサレムに住むユダヤ人からと外国から帰ってきたユダヤ人たちから迫害されています。
Q:ステパノの殉教につながっていくのですね。
A:足の不自由な人が癒やされてこととステパノの殉教は随分紙面を費やしています。
 それだけ重要だと認識している証です。


by maranatha | 2021-06-30 22:18
宗教問題