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村上 密 Blog

日本同盟基督教団の信徒は不利益を被っている 2

日本同盟基督教団の信徒は不利益を被っている」をブログに掲載してから、いくつか関連するメールが寄せられた。不利益を被っているのは同盟の信徒だけではない。相談の内容は、相談者が所属する教団の理事会が扱わなければならない問題である。教会が正当に問題を扱わないことで、信徒は精神的にも経済的にも不利益を被る。理事会は牧師を派遣した責任がある。よって、ふさわしくない牧師を教会に派遣した結果、信徒がその牧師の牧会や運営によって不当な不利益を被った場合、監督責任が生じる。教団によっては、解任、一時職務停止等があるはずである。

同盟教団の理事のひとりは、<教会のことは教会で>と、訴えた人に発言した。もし、理事会が他の教会の教会員が訴えた問題を扱っていることがわかったら、理事会は<教会のことは教会で>と発言した理事を取り扱わなければならない。訴えた人に不利益を与えたからである。しかし、当の理事会が私たちが訴えたことを取り扱わないのであるから、理事会が問題となっている。まさしく、訴えた人たちは不利益を被っているのである。

しばしば、教会や教団を相手に訴える者は、すでに精神的苦痛を受けている上にさらに精神的苦痛を被ることになる。教会や教団が善であるように思い込んでいる人の心ない発言を耳にするからである。しかし、少数である、あるいは、まさしくひとりであっても訴える人が正しい場合もある。私は今まで何度も相談者と一緒になって教会や教団の決定を覆してきた。理事や牧師を辞任に至らしめたこともある。組織は保身に走る。それは組織の責任者になった人の本能の一部のようになる。悪しき習性である。このような組織の悪を正すのは被害を被った人の沈黙ではなく、勇気ある発言である。


by maranatha | 2022-05-21 23:51 | 同盟教団 軽井沢キリスト教会
宗教問題

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