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村上 密 Blog

聖イエス会 結婚の強制

ここに取り上げる記事は、聖イエス会の中で結婚を強制された女性の手記である。今も苦しんでおられる。二度と同じようなことが起きないように願っておられる。この一連の問題は、結果的に、入籍をしていないので、民法上、結婚は成立していない。しかし、教団はそれを無視し、権力を使って、何としても入籍に持っていこうとした。同意のない結婚をさせようとする行為が、式後も長期間に行われた。それを最後まで入籍しない(結婚しない)権利を通したら、あらゆる方法で物理的にも精神的にもダメージを与えるという卑劣な仕返しともいえる人権侵害が行われてきた。





親への恫喝


牧師と当時の女性伝道師からは親へも恫喝や、権力を使った圧力がありました。

この男性との結婚は気が進まない娘を見て、この結婚はさせるわけにはいかない、止めさせてほしいと、縁談を持ってきた女性伝道師《創立者の親族で全てのことにこの人物が窓口になっていた》に頼みに行った。最初に関わった所属教会牧師は自分はこの先は関わらない、後はそちらと創立者側牧師達でやってくださいと言ったからそこへ行くしか無かったのです。男性も親族の伝道師、神学校院長だけに相談していて男性の後ろにはその権限をもった人物がいたのです。相談を聞いたとたん女性伝道師は、ものすごい剣幕で

『あなた達聖イエス会の信者でしょう?創立者の親族から縁談があるというのはこの上も無い光栄なことです!それを断るとは何事?何て失礼なことをするのか?何を信者の分際で言ってるのか?むしろ感謝すべきことですよ!わかりますか!一切断るなんて出来ませんよ!』と言った。

その後、知らぬ間に結婚式の日どりも決めたのはその女伝道師でした。婚約式からたった一ヶ月の短さで早く準備しろという指示が始まった。前向きでない気持ちを知り、急いで結婚式の日どりを決めたのは止めれないようにするためです。早くしてしまえば一時の迷いだからと伝道師は言っていました。事が動き止めることを難しくし追い詰めたら諦めて結婚するだろうと考えたのです。私達は一切関わらせずこちらの気持ちは無視で決定されました。



創立者の指示に従い全くの無視、圧力だけをかけ続けた牧師


キリスト教式の結婚なので、式の日まで牧師と意思を確認するカウンセリングをするらしいので、娘とカウンセリングをしてください、相談にのってください、止めるために男性を交えて話し合いの場を作ってくださいとお願いをした。気が進まないのを進めるわけには行かないから相手側と取り合って欲しいと頼んだ。

しかし、『この縁談は僕が転任する前に決まっていたことだろう?僕には関係ない』と言った。自分は一切関わろうとしなかった。こんな時になって面倒なことを起こしてくれるなと言った。馬鹿なことを言い出す信者、と上から見下す目つきで見ていた。話し合いをしないのは自分が結婚を止める話に加担することになることを避けたのです。

相手の男性は自分で解決せずその女性伝道師、創立者の息子である神学校の院長であった牧師に任せるだけであった。当然やめる許可などあたえない。全ての関わる人間は創立者の親族。私達が個人的に連絡するところも無く、なすすべもなく、牧師を介すしか方法がなかったのです。無くさせて私たちを孤立させていった。

娘が精神状態が悪くても、しんどくても頑張って礼拝に出席すると、夫婦で私を面倒な娘と見下していた、『大丈夫ですよね?』の言葉を通りすがりにかけた。絶望的になり式の直前の礼拝にはとうとう出席できなくなった、その牧師夫妻はそれでも無視、連絡はなく最後まで無視だった。




式の前日、親への恫喝


このまま結婚させるわけにはいかない、意を決して式の前日の夜、親は教会に行きやめさせて欲しいと懇願しに行った。しかし玄関先から教会には入れてもくれず、立たせたまま、牧師は仁王立ちになっていました。

「明日に迫っていますが、このまま結婚させるわけにはいきません。先方に、院長に取り次いで欲しいと頭を下げました、牧師の顔つきが恐ろしく怖い形相になり、立ったまま、『式は明日ですよ?今更先方に恥をかかすつもりか?』『そんなことをしたらどうなるかわかっているのか!』と頭ごなしに言ったのです。押し問答が続きました。しかし一切聞き入れてもらえず、かなり粘ったが、態度も変えず、親はしぶしぶ帰宅せざるを得ませんでした。その怖い態度と、行動を起こしたら組織から牧師から何をされるかわからない、私の家族、親族にどんな危害が行くだろうかという教団の恐ろしさを知り、従って式をするしかないと追いやられました。『明日そんなことをしたら向こうが何をするか知らないぞ、私は知りません、関係ありませんからね!』恐ろしい顔と剣幕で言われました。、懇願する親に一切助けず、恫喝したのです。

巨大な組織、創立者親族、そしてそれに従う牧師達から何をされてしまうかわからない、一信者の本人、親、親族に何を要求してくるかわからないという恐怖心だけを植え付けた。無視、、助けない、相談にもならない、従っとけば何もないのだという態度に終始していた


親を教会に呼び出し罵倒。


式後逃げ帰った時『一体何故こんなことをしてくれたのか!』と罵倒され、責められ続けた。とうとう教会に呼び出されても起き上がれなくなった事を、『問題を起こしておいて起き上がれないとは何だ!』と座っている親に立ち上がって見下して罵倒した。

あまりにも責める牧師に親は言った「何度も相談にのって欲しい、娘の話を聞いてやって欲しい、そして止めさせて欲しいと何度も何度もお願いしたのに、取り合わず止めさせてくれなかったのは教会のほうじゃないですか?何故娘ばかり責めるのですか」と言った。『あなたは私の責任にするのか!それを二度と口にするな!どうあっても親が責任だ!この話は教会の誰にも言うな、娘にも言うな!』と口封じされました。今まで見たことも出会ったことも無い恐ろしい人でした。その時思った「この人は恐ろしい、何をしてくるかわからない、怒らせたら何をするかわからない人だ、もう絶対に意見できない」創立者から何をされてしまうだろうか、さまざまな思いで、自由になれない、結婚が止めれる為には、今この牧師に従うしかない完全に思った。

自由な意思も無くなり、話すことすら出来なくなり、それ以後、あったことを口に出来なくなった。心を恐怖で操作されてしまった。

逃げ帰ってすぐ牧師は教会で生活しなさいと言った。私は結婚は白紙にしたのだから、社会で直ぐに働き、事実を話し、前に進みたかったのに、その思いも許されなかった。絶望した。牧師は命令してきた。僕に従っておけば助けると言った。しかし教会に住まわされている娘が精神的にどうなるだろうと心配になり一週間の間に2・3回直接牧師に娘を帰して欲しいと頼んだが、創立者側からの命令だ。僕にはどうすることも出来ないから!と言われ娘を家に帰してやることが出来なかった。





男性側に処分が行かない為の理由作り


創立者側からの命令だとして、式直後一週間教会に住まわせられていた間、牧師夫妻は私の為だからと言っていたが嘘でした。質問攻めで根掘り葉掘り私に話をさせた。誘導尋問のようであった。最後に夫人は男性が被害者です、悪いのはあなた!と言いはなったのです。私を信頼させて味方のように振舞い、最後は手のひら返して全て男性側に非が無いと。創立者側がメンツを潰されない為に、女性が除名処分になるための証拠を作るために一週間住まわせたのです。周りの誰からも隔離して。聞かれるがままに話したことが、非がある理由に摩り替えられたのです。狡猾な夫妻だと思います。そもそも一体何のために教会で牧師達と話する必要があったのか?なぜ住まわせられてまで、牧師達は私と話さなければならなかったのでしょうか?結婚は私のことです。自由もあります。家に居ても話せます。私の結婚なので相手側と私側の問題で終わるはずです。しかし目的が男性側に非が無い証拠を作る必要があったから味方だと偽ってそれを成し遂げる為だけの行為でした。それが創立者側からの命令です。結婚にもっていく、駄目なら男性側に処分がいかないようにする。こんなことをする牧師の行動は人権を軽視しています。間違っています。汚れた教会のやり方です。

責任を女性一人に負わせるように邪悪な考えの人間達に成すすべはなかった。

式の前から、最後まで、責任は女性にだけ負わせる目的があった。結婚するかしなければ除名だと言ってきた教団。最初から結婚ありき、しないなど通用しなかった。どうあっても恐ろしいことが待っているだけだった。





相手の家へ行けと命じる


男性の家へ入れと言って来ました。

絶対にそれは嫌です、そんなことを娘にさせないで下さいと懇願するも、牧師はこれは大槻家からの指示です。従っておけば向こうも許して、助かるかもしれませんよと言った。




最初から女性に負わせると決まっていた除名処分


男性に何度もこの結婚はやめたいと言ったが、自分は結婚すると言い張る。女性だけで事を動かすなんて出来ない、両者で話し合った結果結婚は白紙にするのが筋だ、何故女性がしたくないと言ってもするというのかわからなかった。

日に日に状態が悪くなっていく娘を見、娘は精神的に参ってしまい、式が迫ってきて家で寝込んでしまう状態になった。しかしどこにも言っていく所は無い。男性は、結婚はすると言うだけ。自分で院長のところへ相談に行ったら?と言うだけで解決する意思が無かった。

周りは皆無視をする。止めることをさせない、相談に応じない、何をされるかわからないぞと圧力をかける、男性が結婚すると言い張ったのは、相談して延期するとか、止めるとか、いろんな解決方法はあったが、一切口を割らなかったのは、うかつに発言して結婚を無しにしたら聖イエスでは婚約式をした限りは除名と決まっていたことを男性だけは聞かされ知っていたからだ。

女性と話し合って結婚をしない方向へ加担すると自分も除名になると聞かされていたから。何も言うなと言われていると男性が私に言った。その時は意味がわからなかったが、男性側に処分が下される理由を作らない為にだったのだ。だから女性にだけ行動をさせる、自分は結婚すると言う立場をとり自分に責任が来ないように考えた。周りの牧師達も同じである。知らされないのは信者の私だけだった。向き合って当たり前の行動で考えて解決しようとしていたが、教団にはそんなことは重要ではない、結婚しなければ除名処分が下される、そんなことに相談にのれば創立者親族は許さない、それが根底にあることを隠しながら結婚を止めさせない異常な無視、圧力をかけるという牧師に私達一般的に考えていた者は、真剣に向き合ったが、騙されていたのである。自分を守る為の振る舞いの人間ばかりだった。結婚させる、しなかったら女性だけが処分を受ける。男性を守るだけだった。


男性の家へ行けとの指示


本当に結婚がだめか、試しに男性の家へ住みに行きなさいと言った。

絶対に嫌だといったが、試して駄目だったという証拠をつくれば助かると言った。3回行かされた。そして私は結婚は出来ませんと伝えたら、処分を待ちなさいだった。その時、一筆書けと命じられた。『この結婚は一方的に私が出て行きます』と書くように言われた。家に入らせたのは、住んだという事にして、それでも言うことを聞かない者は一方的に家を出て行くことにする、それは女性が一方的に離縁するという形を作り、離縁する者を神は忌み嫌われる、取税人同様とする、取税人は除名に値する罪人、私を当てはめる為でした。





役員には2・3年で終わる除名と説明


私の除名を決定する為に、反対する役員に2・3年だけの処分だといって判を押させた。しかし3年過ぎようが、消されたままだった。



処分が決定するまで半年以上自宅謹慎の指示


式後、自由であるのは当然であるのに、教団が創立者側が何をしてくるかわからないといい恐怖を植え付け従わせ、一方では僕に従えば助かるかもしれないからと、、恐怖を植えつけたり、助かるかもしれないと言い、私達を期待と絶望を繰り返しました。アメとムチです。それは1年近く続いたのです。

私の存在は何一つ大切にはしていない、創立者親族の指示、それに従い自分の身を守る牧師、そんな人間達に人生の大切な結婚を邪険に扱われただけだった。神への冒涜をしたのはこの人達です。



by maranatha | 2022-08-18 22:05 | 虐待
宗教問題