2023年 05月 31日
新使徒運動とアッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団
「異端・カルト110番」(1)をご存じの方は、「インターコープ『異端』に初規定 大韓イエス教長老合神2022年総会決議」の記事をすでに読まれたと思う。異端決議の6項目の内、5番目には「新使徒運動との関連を認めず、関連性を否定する。」とある。新使徒運動は世界中で問題視されている運動である。アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団は、この運動を推進している「使徒」と紹介されている人物(3 4)との関係を深めている。教団のセミナーに講師として頻繁に招いたり、海外にある「使徒」の教会主催の集会に牧師や教会員が参加することが起きている。また、理事長経験者が「使徒」の著書を機関誌(2)で推薦している。この運動に共感する理事たちや牧師たちがいることは教団にとって深刻な問題である。しかし、深刻な問題と思わなくなるほど浸透しているのではないか。私は新使徒運動をしばしばブログで取り上げて警告してきた。私の立ち位置は福音主義に立つペンテコステである。JEAに加盟したときの立場である。しかし、近年教団内部に台頭しているのは、カリスマ・ペンテコステである。この立場の牧師がJEAで活動しているのははなはだおかしい。もし、カリスマ・ペンテコステであったらJEAに加盟できなかったはずである。しかし、JEAの加盟団体の中の教会の中にも「新使徒運動」の影響を受ける教会があるのではないか。もし、アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団を問題視するようになれば、自分たちの内の親新使徒運動教会を扱わなければならなくなる。もし、理事会が動き始めたら、新使徒運動に共感している牧師たちグループから理事たちが指示されなくなる。問題を正しく扱わないと、問題が深刻になる。責任者は、自分の立場を維持するためではなく、所属する団体の健全性を維持するためにある。自分の立ち位置をはっきりさせないで、ムーブメントや雰囲気に身を任せるのは危険である。
3 https://maranatha.exblog.jp/25800131/
4 https://maranatha.exblog.jp/30066215/
関連記事:https://eastwindow18.hatenadiary.com/entry/2017/10/10/190812
村上密ブログ カテゴリー「新使徒運動」をクリックして読み、この運動の危険性に気づいてください。
by maranatha
| 2023-05-31 10:47
| 新使徒運動
