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村上 密 Blog

バラムの道

相談者 「個人預言をいただくのに、お金を払わなければなりま
      せんが、大丈夫でしょうか」。
私    「関わるのはやめましょう。」
相談者 「火のバプテスマをいただくために、ある人に祈ってい
      ただくのですが、高いお金を払わなければなりません。
      祈っていただいてもよいでしょうか。」
私    「水のバプテスマは無料です。その火のバプテスマは
      人からのものでしょう。報酬を取るからです。そんな
      インチキなことに関わらないようにしましょう。」
相談者 「祈っていただいて癒されて、高額な祈祷料を請求され
      ました。」
私     「癒しは神からのものです。金を請求することはおか
       しいです。関わりを切りましょう。」


 お金と結びついた預言、祈祷、癒しをする人には気を付けた方が良い。ペテロは第2の手紙2章で、主を否定する偽教師たちの出現に、警告を書いている。この中に「バラムの道」というのがある。バラムは「不義の報酬を愛した」(2ペテロ2:15)。

 最近、気になるのは、外国から来日する講師たちへの報酬が高額なことである。自家用のジェット機で世界中を飛び回る講師もいる。迎える側は、興行主のように、多くの人々が集まれば成功と思っている。これは宗教ビジネスである。このようなことも「バラムの道」である。

 問題にしている教会に、最近次々と著名な講師が招かれている。このような人々がやってくるのだから、教会は村上が言っている程には悪くはない、と信徒は信じているようである。もし、講師が招かれたらどこへでも行く方針なら、節操のない講師である。これも又「バラムの道」である。問題のある教会は、高額な謝礼を払って、講師を招く。それはCM料である。講師は、招かれる先がどのような教会か、吟味する必要がある。

 
by maranatha | 2013-04-13 12:52
宗教問題