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村上 密 Blog

カルト宗教問題

 カルト宗教は新しい貧困層を生み出します。信者はすでに経済的貧困か精神的貧困に陥っており、カルトリーダーの支配下にあります。

 信者はカルト宗教によって植え付けられた恐怖心から逃れるために、多額の寄付によって安心感を手に入れようとします。ですから、恐怖心をあおれば、いつでも寄付をするようになります。その結果、個人の資産が激減し、カルト宗教への依存度が深まります。経済的貧困は信者から自立心を奪い脱会を困難にします。

 信者は罪悪感を植え付けられています。信仰前の生き方が完全に否定され、自分の判断が再び問題を起こすのではないかと疑いを持っています。その結果、何事もカルトリーダーに相談し、判断するようになります。自己決定権が奪われた信者は、精神的貧困に陥ります。

 人は様々な人々との関係を築きながら生きています。しかし、人は従来の人間関係が何らかの要因で崩れると精神的な安定を求めて宗教に関心を持つようになります。今日のような社会の変革期は将来への不安のために、超越的なもの、スピリチャルなものに依存していきます。カルト宗教はこのような人々の依存を満たし、傾向を見抜いた運動を展開しています。

 カルトリーダーは経済的貧困、精神的貧困に陥った信者から、生き神のように崇拝され、支配度を強化しています。就職の決定、進学の決定、結婚の決定、あらゆる生活の分野に渡る決定が奪われます。カルト宗教の中には基本的人権が存在しません。カルト宗教の中でリーダーは独裁者なのです。彼の言葉が法であり、彼の野望の実現のため、信者の財も労働も時間も利用されます。

 カルトリーダーは政教分離を否定します。彼の究極の目的はこの世を祭政一致の王国にすることです。彼は自分の考えが神と一つであるかのように信者に教えることによって、自分の理性を神格化します。傲慢な理性は新たな偶像をつくるだけです。彼は自己愛の固まりであり、人からの栄誉をかき集めています。貪欲こそ彼の性格そのものです。目的のためには手段を選らばないカルトリーダーによって人間関係も社会も破壊されていきます。
by maranatha | 2008-04-04 10:18
宗教問題