人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

村上 密 Blog

心の傷負い人

 モラルハラスメント(精神的虐待)のカウンセリングをしていると、ときどき、クライアントから怒りを打っ付けられることがあります。加害者に対して怒りを打っ付けるのはわかりますが、なぜ、カウンセラーに。加害者に怒りを打っ付けられないので、聞いてくれる人に、たまりにたまった怒りを打っ付けるのです。被害者の回復のために行動しているとき、加害者から非難されても、そんなにダメージはありません。しかし、被害者から非難されたり、怒りを打っ付けられ、その理不尽に初めの頃は戸惑いました。間違った怒りの捌け口は、周囲の人々を傷つけ、被害者が加害者に変わることもあります。しかし、被害者の遣り場のない気持ちを受け止めることも、カウンセラーの大切な働きだと理解するようになって、心が穏やかになってきました。被害者が回復して、「あの時、怒りを打っ付けて、すみませんでした。」と言うとき、「ああ、本当にこの人は回復したんだ。」と思います。カウンセラーへの一時的な依存と甘えは、重度の被害者であれば、他人に見捨てられているので当然です。しかし、依存症にしてはいけません。カウンセラーは全ての問題を解決できるわけではありません。カウンセラーにも限界と引き際があります。無限に包容すれば、やがて、精神的・物理的限界に達します。精神的にはタフでも物理的限界はどうしようもありません。カウンセラーは心の傷負い人です。カウンセラー自身が心の傷を癒す方法を知らなければ、燃え尽き症候群に陥るでしょう。私は、自分が負っている心の重荷を下ろすために、キリストのもとに行きます。又、くびきを共に負ってくださるキリストが共にいてくださることを信じて安らぎます。
by maranatha | 2008-09-05 19:38
宗教問題

by maranatha