2008年 09月 09日
デマを飛ばす人とカルト化の証人
証人とは、事実を証拠立てる人です。過去の経験した事実について、公やけに報告する人です。裁判では証人尋問があります。裁判官は証人が虚偽の証言をした場合、罰があることを伝えます。証人は、氏名、住所、職業等を明らかにし、良心に誓います。このように、証人は証言に責任を持つ人のことを言います。証人は目撃者であり、体験者です。その証言はリアルです。
教会のカルト化の被害者は、終末の時代の証人です。私は最近、教会のカルト化は終末に起きる背教ではないかと思うようになりました。そこには数々の偽キリスト、偽使徒、偽預言者、偽教師が登場してきます。彼らの神をも恐れぬ悪行三昧は想像を絶しているため、被害者の証人の方がおかしいのではと疑われるぐらいです。確かに、人は自分の想像を超える話を容易に受け入れません。クリスチャンでも「うそでしょう」「考えられない」「何かの間違いでしょう」と言います。このような教会のカルト化(背教)を信じたくない人は騙されるか利用されます。事実に目を閉ざす人は、真実を見極めることができません。被害者は周囲の無理解によって孤立を深めますが、口を閉ざしてはいけません。被害者の証言が、偽り人の野望と欲望を砕く力です。