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村上 密 Blog

カテゴリ:エリヤハウス( 10 )

エリヤハウスの行き過ぎたカウンセリング

エリヤハウスのカウンセリングには行き過ぎたものがある。クライアントの記憶にないものを扱ったり、母親の胎内にいたときのことを話題にしてカウンセリングをしたりしている。このようなカウンセリングはしばしば深刻な問題を引き起こすことがある。そこで、啓発のために、エリザベス・ロフタスの「記憶が語るフィクション」を紹介する。

私は偽りの記憶の問題をいくつか扱ってきた。最近、友人と話していたとき、フランスではカウンセラーが偽りの記憶を植え付けたことで提訴されたことがあると聞いた。偽りの記憶が問題となってきた原因は、カウンセリングが儲けになると判断した人やグループによって始まったと考えられる。なぜなら、ないものをあるもののように植え付けて、それが癒されるようにカウンセリングすれば、ある分野のクライアントを作り続けることができる。そして、継続的にカウンセリング代を受け取ることができるからだ。偽りの記憶が幼少期の性的虐待である場合、深刻な問題を引き起こすことになる。アメリカではこのようなケースが起きている。そして、日本でも起きている。


資料:「記憶が語るフィクッション」を検索http://www.ted.com/talks/lang/ja/elizabeth_loftus_the_fiction_of_memory.html

by maranatha | 2017-10-17 20:21 | エリヤハウス

エリヤハウスと不都合な人物

エリヤハウスの信奉者たちは、ジョン&ポーラ・サンフォードから学ぶが、ジョン&ポーラ・サンフォードが学んだアグネス・サンフォードからは学ばない。オカルトやニューエイジを学んでいると思われたくないからである。アグネス・サンフォードについては語ろうとしない。しかし、ジョン&ポーラ・サンフォードはアグネスを評価している。これで、エリヤハウスの信奉者がご都合主義であることがわかる。私はインナーヒーリングの深刻な被害相談を受けてきた。エリヤハウスは自分たちの教えはインナーヒーリングではないと表明するが、ジョン&ポーラ・サンフォードのカウンセリングとアグネス・サンフォードのインナーヒーリングの違いについては都合が悪い事ので触れない。過去にいろいろ問題が指摘された「子羊の群れ」がアグネス・サンフォードの影響を強く受けていることはあまり知られていない。アグネス・サンフォードの死後「子」や「孫」にあたる系譜を継ぐ者たちは、いまだ「遺伝子」を受け継いで活動している。

関連記事
村上密ブログ カテゴリを参照

エリヤハウスの名称の由来は
http://maranatha.exblog.jp/25813132/

エリヤハウスの背景
http://maranatha.exblog.jp/21602286/

エリヤハウスの背景2
http://maranatha.exblog.jp/25806955/

by maranatha | 2017-09-07 22:33 | エリヤハウス

苦い根 5

「苦い根」についてカトリックの注解書を引用した。

15しかし神への道は容易ではなく、その道を歩き始めた者は、途中で警戒を怠らないように注意しなければならない。「神の恵みをもらいそこなう」のhysterein apoとは熟語で、軽率に遅刻したために何か(ここでは神の恵み)を失うことを意味している。賢いおとめと愚かなおとめのたとえ話(マタイ25:1-13)参照。したがって、ここでの本当の意味は、キリスト信者はぶらぶらして気を散らしたり、わき見をして道からそれてはならない、ということを含んでいる。「にがい根が芽を出す」という句の要素は70人訳申29:18(マソラ本文29:17)にある。そこでは文脈全体が神なしに「歩く」と決心した人の先入観に関連している。この節の考えは、双方とも人生を歩くという考えによって選ばれたものであることが後でわかるであろう。「悩ませる」には実際にギリシャ語ではふたつの主語がある。すなわち、1)神の恵みを失ってしまった人、2)「にがい根」。道をぶらぶら歩く人および神なしで自己充足していると思っている人、このような人種は社会全体に悪影響を及ぼしている。なぜなら、そこには悪い手本と社会的な責任問題があるからである。

P.1571、1572『カトリック聖書注解書(改訂版)』(エンデルレ書店)

by maranatha | 2017-06-14 22:45 | エリヤハウス

苦い根 4

「苦い根」について、2つの注解書を引用した。

人を信仰の道の出発点に立たせるのも、またその道中の生活を支えるのも、<神の恵み>である。したがって恵みによりたのむことをやめてはならない。<神の恵みから落ちる>のは、恵みに欠けたところがあるからではない。神の恵みに満たされておりながら、生活の目標を聖なる神を見ることに置かず、「相続分がこの世のいのちであるこの世の人々」(詩一七14)と同じ思いに支配されるとき、人は神の恵みから離れるのである。このような不信仰の心は<苦い根>であり、これが芽を出し、広がるのを放っておくと、教会全体が悪い感化を受けて、多くの人が同じ傾向に誘われてゆく。著者は、申命記のことばを思い起こしているようである。「万が一にも、あなたがたのうちに、きょう、その心が私たちの神、主を離れて、これらの異邦の民の神々に行って、仕えるような、男や女、氏族や部族があってはならない。あなたがたのうちに、毒草や、苦よもぎを生ずる根があってはならない」(申二九18)そのような者が群れの中から出ないようにお互いに<よく監督>しなければならない。

P.280『新聖書注解 新約3』(いのちのことば社出版部)

第二は<苦い根が現れて・・・悩ま>すことのないようにということである。この句は申二九・一七の引用である。申命記では偶像礼拝者に対して言われているが、ここでは信仰から遠ざかる者、神に不住順な者に対して言われている。

P.386『新共同訳 新約聖書注解Ⅱ』(日本基督教団出版局)

by maranatha | 2017-06-14 11:31 | エリヤハウス

「苦い根」 3

「苦い根」についてのブルースの註解を引用した。

もし何か初期の段階の罪が人々の間に現れるなら、すぐに引き抜かなければならない。黙認するなら、必ず神の恵みを無にすることになる。なぜなら、全会衆が汚染されてしまうからである。そのような罪を、申命記29:18の表現を借りて「苦い根」と呼んでいる。その個所でモーセは、カナンの偶像礼拝に陥る傾向に対して、「あなたがたのうちに、毒草や苦よもぎを生じる根があってはならない」とイスラエル人に警告している。

P.515 ,516『新約聖書注解 へブル人への手紙』(F.F.ブルース 訳者 宮村武夫 聖書図書刊行会 いのちのことば社)

by maranatha | 2017-06-13 23:39 | エリヤハウス

苦い根 2

「苦い根」についてバークレーの註解を下記に引用した。

われわれは欽定訳が「苦い根」と訳していることに注意しなければならない。この言葉は申命記二九章一八から来たもので、外国の神々を自分が拝むばかりでなく他の人にも拝むことをすすめ、社会に害毒を流す人のことをさしている。著者はこのような悪影響を及ぼす人に注意するようにすすめている。いつの時代にも、クリスチャンの道徳的規準が不必要に高すぎるとか、厳格すぎるとか思う人たちがいる。また、クリスチャンはなぜ、この世が成功、快楽と呼ぶものに気をとられてはいけないのかと問う人がいる。また、クリスチャンの中には、この世の人と同じような生活をして満足している人たちがいる。初代教会においては、特にこの傾向が強かった。初代教会は異端の海に囲まれた小島のようなもので、教会の会員たちは回心してから長くて一世代であったから、容易に古い生活に逆もどりする危険があった。ここに書かれているのは、クリスチャンが神よりもこの世のことにより深い関心をもたないように、またクリスチャンの社会に意識的に、あるいは無意識的に広がるこの世の悪影響にくれぐれも注意するように、という警告である。

P.223、224『ウィリアム・バークレー著/聖書註解シリーズ13 へブル』(訳者 松村あき子 ヨルダン社)

by maranatha | 2017-06-13 23:23 | エリヤハウス

苦い根 1

「苦い根」についての考える資料を提供する。まず初めはカルヴァンである。

なにか苦い根が芽ばえて伸び、あなたがたを悩ますことのないように 
著者の考えているのが、申命記29章のモーセの章句であることはうたがいない。モーセは律法を公布したのち、何か毒草やにがよもぎの根が生え出て、神の民の間に繁殖しないように気をつけよと教えている。そのあとモーセは自分の言おうとしていることを解説して、「だれも、罪の中にある自分の魂を祝福し、酔っぱらいが自分の渇きを刺激するのに慣れているように、よこしまな欲望を引き起こしておいて、罰せられない空望みをし、神を軽んじることのないように」と言う。使徒がここで述べているのも同じことである。すなわち、私たちがこのような根をこれ以上伸びるにまかせておいたら、その根のために多くのものが堕落し損なわれてしまうと言っている。そして各人が自分のこころからこのような毒を引き抜くように命じるだけでなく、私たちの互いの間に伸びさせるなと言っている。たしかに、神の教会の中にこうした根が残らないようにすることはできない。善人の間にいつも偽善者や不信者たちがまじっているものだからである。しかし、根が出て来たときには、これを抜き去らなければならない。これらの根が成長して、良い種を枯らしてしまうことのないためである。著者はモーセが毒草と「にがよもぎ」と言っている代りに苦いと言っているが、どちらにしても有毒で死に至らしめる根という意味である。この種の悪はまことに性悪だから、それだけいっそう熱心に私たちはこれを予防し、これが成長してさらにひろがることのないようにしなければならない。

P.274『カルヴァン新約聖書注解Ⅷへブル書ヤコブ書』(訳者久米あつみ 刊行者カルヴァン著作集刊行会 代表者 竹森満佐一 新教出版社)


by maranatha | 2017-06-13 22:59 | エリヤハウス

エリヤハウスの名称の由来は

エリヤハウスの名称の由来はどこからか。最近検索したホームページ(*)から参考になることを見つけた。ジョン・サンフードは自分を「神の預言者、現代のエリヤ」と思ってる。また、ジョン&ポーラ・サンフォードはアグネス・サンフォードを「我々全員にとってインナーヒーリングの先駆者、最初の助言者」と評価していることから、オカルトとの関連を否定できない。以下のホームページは、エリヤハウスの問題性をよく指摘している。

http://www.letusreason.org/Nam57.htm

関連記事
ピーター・ワグナーと「後の雨運動」
http://maranatha.exblog.jp/20661065/

エリヤハウスの背景
http://maranatha.exblog.jp/21602286/


by maranatha | 2017-05-31 15:04 | エリヤハウス

エリヤハウスの背景 2

エリヤハウスのホームページ(https://www.ehj.jp/)を検索しても、創設者であるジョン&ポーラ・サンフォードがピーター・ワグナーの新使徒運動に参加しているとは書いていない。もし、下記のサイトのリストに掲載されている人物が同じであるならば、彼らは新使徒運動に参加しているばかりか、その中でリーダー的な役割を担っている人物となる。エリヤハウスはペンテコステやカリスマだけではなく福音派の中にも浸透している。福音派は、特定な人物を、現代において預言者であるとか使徒であるとか表現しないはずである。彼らがアメリカで新使徒運動の役割を担っていることが明白になれば、今後の関わりを見直さなければならないのではないか。参考までに下記に私のブログを再掲載した。

http://www.elijahlist.com/words/display_word.html?ID=1409

Current members of the Apostolic Council of Prophetic Elders are:
Beth Alves, Mike Bickle, Paul Cain (honorary member), Stacey Campbell, Wesley Campbell, Joseph Garlington, Ernest Gentile, Mary Glazier, James Goll, Bill Hamon, Cindy Jacobs, Mike Jacobs, Jim Laffoon, David McCracken, Bart Pierce, Chuck Pierce, Rick Ridings, John Sandford, Paula Sandford, Michael Schiffman, Gwen Shaw, Dutch Sheets, Jean Steffenson, Steve Shultz, Sharon Stone, Tommy Tenney, Hector Torres, Doris Wagner, Peter Wagner, Barbara Wentroble, Dominic Yeo, Barbara Yoder



2014年1月23日村上ブログを再掲載
2014年 01月 23日

エリヤハウスの背景  

 1974年、ジョン&ポーラ・サンフォードは、アメリカのアイダホ州でエリヤハウスを始めた。二人は、アグネス・サンフォードから学んだことや、チャック・スミスのカルバリ―チャペルに所属していたこと、インナーヒーリングが批判されて出ることになったこと、ジョン・ウィンバーとの関係について語らない。二人は、教えていることが自分たちの経験から学んだように語っているが、インナーヒーリングはアグネス・サンフォードから継承したものである。インナーヒーリングは、聖書に基づくものではない。心理学やオカルト、ニューエイジとの関連が深い。それは、インナーヒーリングがニューエイジ系のヒーラー(神霊治療家)たちに引き継がれていることで明白だ。ヒーラーはインナーヒーリングにシンパシー(親しみ)を感じている。インナーヒーリングは、二つに枝分かれした。発案者のアグネス・サンフォードからジョン&ポーラ・サンフォードやジョン・ウィンバー、チャールズ・クラフトたちを経由して諸教会へ。もう一方は、アグネス・サンフォードからニューエイジ系のヒーラーたちに受け継がれた。牧師とヒーラーの違いは聖句が用いられているかいないかの違いである。牧師たちは、聖句を引用しながら、これは聖書的だと教える。しかし、「インナーヒーリング」という言葉自体は聖書にはない。母親の胎内にいた時まで辿り、心の傷をいやすことが聖書的かどうか分かりそうなものである。実践している人は正しいと思い込んでいる。それは、ヒーラーと同じである。『内なる人の変革』は「インナーチャイルド」と類似している。チャイルドは「子」と勘違いしやすいが、生育過程で傷つき、克服されていない感情や人格を意味する。「内なる人」と変わらない。用語が違うから、内容が違うと思いがちだが、そうではない。言葉を言い換えたり、付け加えたりするだけである。インナーヒーリングの範囲の中で説明や用語が増えているだけである。オカルト的ともいえるこの治療法が、ペンテコステ派、カリスマ、第三の波、福音派の中にまで浸透している。最近の牧師たちは、歴史的・神学的背景を問わないで、方法論から取り入れていく傾向にある。エリヤハウスの広がりを見るとき、そこには教派の壁はない。牧師たちの所属する教団がエリヤハウスについて問題視しているような動きはない。否定されるような背景があっても、それを問わないことに大きな危惧を覚える。

by maranatha | 2017-05-28 22:29 | エリヤハウス

エリヤハウスの背景  

 1974年、ジョン&ポーラ・サンフォードは、アメリカのアイダホ州でエリヤハウスを始めた。二人は、アグネス・サンフォードから学んだことや、チャック・スミスのカルバリ―チャペルに所属していたこと、インナーヒーリングが批判されて出ることになったこと、ジョン・ウィンバーとの関係について語らない。二人は、教えていることが自分たちの経験から学んだように語っているが、インナーヒーリングはアグネス・サンフォードから継承したものである。インナーヒーリングは、聖書に基づくものではない。心理学やオカルト、ニューエイジとの関連が深い。それは、インナーヒーリングがニューエイジ系のヒーラー(神霊治療家)たちに引き継がれていることで明白だ。ヒーラーはインナーヒーリングにシンパシー(親しみ)を感じている。インナーヒーリングは、二つに枝分かれした。発案者のアグネス・サンフォードからジョン&ポーラ・サンフォードやジョン・ウィンバー、チャールズ・クラフトたちを経由して諸教会へ。もう一方は、アグネス・サンフォードからニューエイジ系のヒーラーたちに受け継がれた。牧師とヒーラーの違いは聖句が用いられているかいないかの違いである。牧師たちは、聖句を引用しながら、これは聖書的だと教える。しかし、「インナーヒーリング」という言葉自体は聖書にはない。母親の胎内にいた時まで辿り、心の傷をいやすことが聖書的かどうか分かりそうなものである。実践している人は正しいと思い込んでいる。それは、ヒーラーと同じである。『内なる人の変革』は「インナーチャイルド」と類似している。チャイルドは「子」と勘違いしやすいが、生育過程で傷つき、克服されていない感情や人格を意味する。「内なる人」と変わらない。用語が違うから、内容が違うと思いがちだが、そうではない。言葉を言い換えたり、付け加えたりするだけである。インナーヒーリングの範囲の中で説明や用語が増えているだけである。オカルト的ともいえるこの治療法が、ペンテコステ派、カリスマ、第三の波、福音派の中にまで浸透している。最近の牧師たちは、歴史的・神学的背景を問わないで、方法論から取り入れていく傾向にある。エリヤハウスの広がりを見るとき、そこには教派の壁はない。牧師たちの所属する教団がエリヤハウスについて問題視しているような動きはない。否定されるような背景があっても、それを問わないことに大きな危惧を覚える。

by maranatha | 2014-01-23 07:05 | エリヤハウス
宗教問題