人気ブログランキング |
ブログトップ

村上 密 Blog

カテゴリ:本の紹介( 4 )

『茶と琉球人』

『茶と琉球人』(武井弘一/岩波新書)読んで、考えさせられる個所に出会った。ペリーと琉球政府とが締結した琉米修交条約である。7か条の中に「家屋への乱入、婦女子をもてあそぶこと、物品売渡しの強要、その他同様の不法行為をおこなった場合、地方官憲はこれを逮捕しえるものとする。」がある。ところが、現在は日米地位協定ではそうはならないようになっている。昔より、不平等である。警察は米兵を逮捕できるか、と検索すれば詳しいことがわかる。茶に関する内容は非常に興味深く読んだ。
by maranatha | 2018-03-15 22:29 | 本の紹介

ぬりえブーム 京友禅ぬりえ

2018年1月10日の朝日新聞の夕刊にぬりえのブームが続いているとの記事があった。なんと、認知症予防・リハビリのためにも効果があるらしい。以前、宮元正治氏の『四季をたのしむ 京友禅ぬりえ』(淡交社)を紹介した。私は感謝なことに原画を見せていただいた。ギャラリーパトモスではぬりえ教室も開かれている。参加者が増えていると聞いていたので、ブームが続いていると思った。朝日新聞で記事に取り上げられたので、もう一度ブログの記事を下記に再掲載することにした。


2016年7月14日のブログ掲載記事
日本画家の宮元政治氏が『四季をたのしむ 京友禅ぬりえ』(淡交社)を発表した。自宅を画廊にして、作品が展示されている。どんな作風かと思っていると、本の著者紹介に「平成の琳派とも呼ばれる画風で活躍」とあった。ぬりえは流行であるが、京友禅のぬりえはめずらしい。日本人だけではなく、外国人にも受けるのではないかと思っている。

「new wind in京都」(http://newwindkyoto.jugem.jp/?eid=108)を検索すれば新しい分野のぬりえに挑戦できる。

by maranatha | 2018-01-11 21:53 | 本の紹介

動物物語

書店で『その犬の歩むところ』(ボストン・テラン/訳 田口俊樹 文春文庫)を手に取り、流し読みをした。良かったので購入して読み始めている。内容には触れない。購読を勧める。

熊本の家では猫も犬も飼っていた。猫は時々いなくなり、母が猫山に行ったのだろう。やがて帰ってくるとよく言った。事実、猫は何回か帰ってきた。猫山があるかどうかは知らないが、猫は家につき、犬は人につくとも母が言っていた。記憶では猫は一度飼っただけである。犬は記憶にないほど小さい頃から飼っていた。初めの犬は、赤犬、白犬2頭である。小さいのに2頭を散歩に連れ出し、引きずられ、手を離さなかったので膝をすりむき、傷痕として残った。傷痕はあるがけがした記憶はない。この頃と今の性格は変わっていない。次に、コロと名付けた犬がいた。呼べば、飛んで来て、しっぽを強く振った。思い出深い犬で、私の性格形成に深くかかわっている。ある時、病気をして動きが鈍くなっていた。父がトラックをバックさせた時、いつもは直ぐよけるのに、その時はそのまま引かれて死んでしまった。私は泣き悲しみ、箱に入れ、自転車に乗せて家を出た。家の墓へ行き、スコップで穴を掘り埋めた。父がどこに埋めてきたと聞いたので、墓に埋めてきたと言った。父は怒らなかった。私があまりに悲しみ沈んでいるので、シベリアンハスキーをもらってきた。しばらく飼っていたが手放した。それ以来、犬を飼うことはしなくなった。私が犬好きなのを犬はわかるみたいであまり警戒しない。ある時、ある喫茶店に入った。猫がいて、私についてきた。お客さんたちが猫を呼び寄せ始めたが、猫は私の膝の上に乗った。驚きの声が湧きあがった。どうも、猫にも好かれている。動物たちには好かれているが、一部の人間たちには好かれていない。

琵琶湖の畔を娘と散歩したとき、トンビを草笛で呼び寄せた。一羽、二羽と集まってきて、最後には頭上高く十数羽が旋回し始めた。おとうさん怖いからやめてと言われた。富山でトンビが急降下して川原で跳ねていた。声をかけて、近づき、肩に乗せて宿泊先へ向かった。道々、土地の人が、トンビを肩に乗せて歩く人を初めて見たと声かけてきた。宿泊先に着いたとき、回復しているようだったので、飛べと言って放つと、元気に飛んで行った。トンビの恩返しはない。何もしてあげていない。ただ、止り木の代わりに肩を貸してあげただけである。どうも鳥からも好かれているらしい。

山の人が一番怖いのは、山道で動物に合うことではなく、道で人にすれ違う時と聞いたことがある。動物は先が読める。しかし、人間は何をするかわからない。人間ほど厄介な存在はない。私はその厄介な存在と関わり続けている。

ある時、お父さんは、鳥を飛ばなくできるよと子供に言った。やって見せてと言うので、公園に行った。鳩がたくさんいたので、エサを手に乗せ、その手に乗ってきた鳩の足を捕まえて、すばやく足をしごき、羽をたたみ、地面に横たえた。その鳩の目から線を地面に書いて、もう飛べないよと手を放した。鳩は飛べない。しばらく見てから、今度は飛ばしてあげると言って、手をパンパンと鳴らした。鳩は飛んで行った。子どもがもう一度と言ったので、今度は解説しながら金縛りにした。鶏でもどんな鳥でも金縛りにできる。何のことはない、関節技をかけているだけだから。コガネムシも蛇もカエルも金縛りにできる。それで牛にも挑戦してみた。モー嫌と鳴いたのでやめた。動物のことを語り出したら限がない。物語がたくさんあるのでこの辺で終わることにする。ちょっと追加すると、カウンセリングで、犬、猫、小鳥、ウサギを用いることがある。彼らは私の同労者である。私よりも早く人の心を開くことができる。人は人を警戒する。それは人から深く傷つけられた経験を持っているからである。

by maranatha | 2017-08-14 21:19 | 本の紹介

『カルト化宗教事情の深層』紹介

『カルト宗教事情の深層ー「スピリチュアル・アビュース」の論理』(藤田庄市 春秋社)が出版された。興味を引くのは「第4章跋扈続く諸カルト今も」(八)カルト化するキリスト教会ー悪霊の強調」である。事件化したカルト化教会を振り返り、特に北愛キリスト教会、沖縄キリスト福音センターを取り上げている。どれも関わった問題なので、風化させたくない思いでいる。読者には、カルト問題を展望できる本として紹介したい。
by maranatha | 2017-05-30 21:42 | 本の紹介
宗教問題