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村上 密 Blog

カテゴリ:謝罪( 4 )

責任を取る

著作権侵害をした宗教団体とやり取りをしている。その宗教団体から9名連名の謝罪と6月30日をもって辞任するとの文書を受け取った。私はメールで返信した。その文をここで取り上げることにする。・・・と〇〇は省略、()は補足である。

「著作権侵害による被害者および違反著作物とは知らないで購入した人への返金と本の回収を進めておられることと思います。また、・・・役員の連名による6月30日付けで辞任する意向の文書を頂きました。今後、・・・運営が新役員会の主導の下で行われると思いますが、民事の解決は最終段階に来ていると思います。お聞きしたいのですが、謝罪はどれだけの人々にされたのでしょうか。また、返金は何人にいくらされたのでしょうか。(補足:権利侵害を受けた団体)にはどのようにされたのでしょうか。違反の書作物はどれだけ回収されたのでしょうか。このようなことが十分になされれば、民事的な側面は終わります。しかし、著作権侵害の刑事的な側面は残ります。著作権侵害を行ったことを〇〇警察署に自首するように勧めます。経過から判断すれば刑は軽くなります。やるべきことをやっているからです。自首しなければ、だれかが刑事告発するかもしれません。自ら済ませたほうが良いと思います。私は民事による責任の取り方をお伝えし、それを実行されました。刑事の責任の取り方もお伝えしています。どうぞ取り組んでください。そして、この文書への返信を新役員会の名によてくださるよう求めます。」

刑事罰に基づく罰金を誰かが代理弁済することはできるが、罰を代わりに受けるのは違法である。罰は罪を犯した人が負うものである。著作権侵害の解決はどのように扱うかは当事者間の問題と考えがちである。しかし、知らずに本を購入した人がそれを買ったからと言って使い続けるのは、海賊版を使うのが違法行為に当たるので、侵害された人及び団体の問題だけでは済まない。私は返金と回収が必要と判断し以前に勧めた。これは著作権侵害者の責任の取り方である。おそらく、民事的な部分が終わればこれで済むと思われたかもしれない。私が勧めているのは、加害者がその責任をどのように果たしていくかである。著作権侵害による損害の回復は民法の賠償賠償、著作権侵害は刑法で取り扱う。私の取り組みはどれもが軽く済むようにとのアドバイスである。刑事罰を減刑にするには自首することである。おそらく、弁護士が相談を受けても同じことを勧めるだろう。これは謝罪だけでは済まない問題である。

by maranatha | 2019-07-02 12:42 | 謝罪

金圭東の謝罪 

 金圭東の謝罪文がヨハン東京教会のホームページに掲載されてある。それを下記に転載する。謝罪文を読んでも、彼がどんな罪を犯し、だれに謝罪をしているのが分からない。3人の女性の告発を否定しているが、それ以外のことで辞任するほどの罪を犯しているのか、この謝罪文では分からない。辞任する程の罪とはいったい何か。「傷を受けた被害者」とは誰を指しているのか分からない。3人が被害者であれば、告発を否定するのはおかしい。3人は実名が伏されてあるから、3人の指摘が正しいのであれば、その指摘を認めても、彼女たちの名誉を棄損することにはならない。この謝罪文は、だれがは分かるが、だれにが分からない。何を、どうしたが分からない。金圭東の謝罪文は、謝罪文になっていない。

http://waseda.yohan.or.jp/cat686/cat687/20140830220149.html

お詫び

今回教会とわたくしと関連して起きたいくつかの懸念事項と深刻な事態に関して、まず、主なる神様と聖徒の皆さま、関連しているすべての方々に、深くお詫び申し上げます。今回起きたすべてのことは、あくまで私の過ちにより発生した咎と罪であることを、只今の時間、真心で認めて告白致します。そして、傷つけられ、大きな苦しみを受けたすべての被害者の方々にも、心よりお詫び申し上げます。

振りかえってみると、なぜこのような過ちを防ぐことができなかったのか、大きな悔恨と後悔が胸の底から溢れています。傷つけられた被害者の方々の為に、これから残りの全生涯を通してお許しを求め、その傷が癒されるように全力を尽くしてまいります。もちろん、わたくし自身も、真の悔い改めと、深い反省、そして治癒の時間を設けると共に、必要であれば、専門家から助けて頂き、完全に治され、回復できるように努力致します。

そして、51個の全ヨハン教会、143人の教職者たちにも、わたくしに対する高い期待感と信頼にお応えできず、その分大きな失望と、それによる憤りと傷を与えてしまったこと、再度深くお詫び申し上げます。

何も知らなかった家族たち、夫を、父を完全に信頼して従い、主の御声に耳を傾けてきた家族たちにも、大きな衝撃と傷を残してしまったこと、本当に申し訳御座いませんでした。

また、わたくしが御言葉を伝える際には、強い言い方、語調を使ったことが御座いました。その故、傷つけられた方々にもお許しを求め、その傷が癒されるよう、残りの人生の間、努力致します。

上記すべての過ちに対し責任を負い、担任牧師の職をはじめ、在韓国の社団法人ヨハン宣教会の理事長、在東京の宗教法人ヨハン教会の代表理事から辞任致します。今後、教会運営に関する一切のことは教職者、聖徒、ヨハン東京教会中心で構成される非常対策委員会にすべてをお任せ致します。

このような形で愛するすべての教職者、聖徒の皆さまを離れることになり、心が本当に苦しく痛いです。改めて被害者の方々、聖徒の皆さまに深くお詫び申し上げながら、この足りない者を寛容の心で許してくださることを切なくお願い申し上げます。

最後に、主なる神様の恵みと愛が、すべての方々にいつも共になることを心より祈ります。

2014年8月22日
主の足りない僕
金圭東(キム・ギュドン)







by maranatha | 2014-09-02 14:00 | 謝罪

謝罪の文化

 最近、新聞をにぎわすものに、「偽装」と「謝罪」がある。特に、謝罪は、日本の一種の文化のようになっている。責任者が、記者会見で、謝罪し、社会的な責任追及が続く場合、辞任することがある。謝罪で、社会的な赦しを取り付けられなかった場合である。辞任を要求する声が小さければ、続投をしたいのであろう。辞任の意志も持たないで、謝罪で、責任追及をかわして、逃げ切ろうとする場合、謝罪が、かえって裏目に出ることがある。責任者が、社会的責任を自覚していない場合は、責任者の辞任で済まないで、会社・団体そのものが倒産や解散に追い込まれる。謝罪は、最小で、責任追及を済ませたい思惑があるようだ。謝罪について、もっと学びたい人に、『謝罪と研究 釈明の心理とはたらき』(大渕憲一 東北大学出版社)をお勧めする。 
by maranatha | 2013-11-02 18:36 | 謝罪

謝罪

 謝罪でよくあるのは、心からの謝罪と責任追求を逃れるための謝罪です。山田晃美氏は<私は謝罪した>と言っていますが、これは後者に属します。彼女の問題は牧会倫理上の問題とシュタイナー容認問題でした。彼女は被害者と教団関係者が同席している会場で、両方を謝罪する旨を告げ、別室で謝罪文を作成しました。しかし、書いてきたのは牧会倫理問題に対する謝罪だけでした。これさえも責任逃れが明白になったので、教会運営上大きな損害を受けた被害者は私に相談をしてきました。その後、私は明確な謝罪と償いを彼女に求めて来ました。ところが謝罪するどころか責任逃れのために、私に対する誹謗中傷を教団内外に繰り返してきました。そして、所属教会ごと教団を離脱するに至りました。彼女はこれまで一人称でシュタイナーを否定したことがありません。教団離脱の最大の原因は、シュタイナー容認問題を謝罪したくなかったことです。これからも彼女は一人称でシュタイナーを明白に否定することはないでしょう。また、シュタイナー信奉者達に洗礼を授けたのは間違いでしたと言うこともないでしょう。友人との関係が壊れることを恐れるからです。この友人は熱心なシュタイナー信奉者で、幼稚園の経営者です。経営者は山田晃美氏が貧しい秋田教会時代に物心両面にわたって支援した人物でもあります。これを麗しい師弟関係とはだれも言わないでしょう。

 新聞に東電の社長が謝罪している写真が掲載されています。テレビでは何度も謝罪の映像が流されました。謝罪で済まされない大事故の責任者として、今後の言動は絶えず注目されます。謝罪では済まされないと申し上げました。損害賠償が伴うからです。東電だけでは払いきれません。原発を認めた政府の責任もあります。今後、政府は東電と共に損害賠償に応じていかなければなりません。東電社長の謝罪が責任逃れではなく、心からの謝罪であると認められるためには、平身低頭、誠心誠意、謝罪につとめ、莫大な損害賠償を果たさなければなりません。謝罪には損害賠償が伴います。

 日本における原子力の推進者を調べてみると親米派人脈が登場してきます。日本の原子力委員会は1956年に設置され、初代と4代委員長は読売新聞社社主正力松太郎氏です。正力松太郎氏はA級戦犯不起訴で巣鴨プリズン出獄後、CIAのエージェントとして活動したことが、アメリカ国立公文書記録管理局によって公開された外交文書で明らかです。戦前の職歴は警視庁官僚、内閣情報局参与。正力氏人脈に連なる中曽根康弘氏は7・25代の委員長、その息子中曽根弘文氏は59・60代の委員長です。原子力とエネルギーに関係する科学技術庁長官は正力氏が1・4代を務め、中曽根康弘は7・25代、中曽根弘文氏は59・60代を務めました。因みに、中曽根康弘氏は、戦後の世界各国の指導者養成のため、1953年ハーバード大学で開かれたサマー・セミナーに留学した経験の持ち主です。。その時の監事役はキッシンジャー教授でした。キッシンジャーは大戦中はアメリカ軍情報部の下士官でした。彼が国家安全保障問題担当補佐官時代から国務長官時代まで神出鬼没の忍者外交を行なったことは有名です。中曽根康弘氏の政治家としての活動歴と長く首相を務めた背景が見えてきます。正力松太郎氏や中曽根康弘氏の原子力推進は原子力発電所建設となるわけですが、メディアは彼らの責任を問うことをしません。また、彼らが謝罪することもありません。しかし、記憶には留めておきましょう。戦後の政治史を解く鍵のひとつだからです。

 謝罪について詳しく学びたい人のために、『謝罪の研究 釈明の心理とはたらき』(大渕憲一 東北大学出版会)を推薦します。社会心理学の視点から、謝罪が分析されています。
by maranatha | 2011-04-12 19:33 | 謝罪
宗教問題