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村上 密 Blog

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ハインリッヒの法則

 事故災害の確率を数式化したのがハインリッヒの法則です。1件の重大事故の裏には29件の軽度の事故があり、その裏には300件のひやりとする体験があるというのです。私はある県に毎月訪問しています。誤った牧会による被害者の相談に応じるためです。驚く程の問題が起きています。相談者は100名を超えました。現在、原告12名が3件の民事訴訟を提起しました。他にも裁判を準備中です。このことをハインリッヒの法則に当てはめると1:29:300が12:348:3600ということになります。
 ある県の牧師会は、「裁判を取り下げてもらえないか」と要求してきましたが、私は原告ではないので拒否しました。その後裁判が始まり、私に対して「憂慮」の三行の文書が届きました。牧師会は3件の被害者の会から証言の申し出があったにもかかわらず、全く無視しています。これが一方的な文書を送ってきた牧師会の実態です。牧師会の中では、「被害者の声を聞くべきだ」という発言があったと漏れ聞き、良識ある牧師の存在にわずかな希望を与えられました。
 なぜ牧師会は「憂慮」の文書を作成したのでしょうか。私は裁判がもたらす影響を恐れたからだと思います。表面化しないように押さえ込まれていたものがこの裁判を通して顕在化しました。原告が勝訴すれば泣き寝入している人が立ち上がるかもしれないです。裁判は証詞にならない。裁判は乱暴だという非難がありますが、牧師会は「何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪われない。」(憲法32条)を知っているはずです。12人の原告の背景に348人の軽度の問題が顕在化することを恐れるからこそやっきに押さえ込もうとしたのではないのでしょうか。ことは深刻です。精神的ダメージから回復していない人は裁判を起こせません。被害にあっているのに被害者の自覚のない人も同様です。3件の裁判のもたらす影響は大きく、牧師会は今後もこの問題から手を引くことができなくなりました。被害者から証言を聞かないで正しい判断ができるのでしょうか。
by maranatha | 2006-12-09 01:25
宗教問題