人気ブログランキング |
ブログトップ

村上 密 Blog

<   2012年 02月 ( 5 )   > この月の画像一覧

デビッド・ウィルカーソン

 2011年4月27日、デビッド・ウィルカーソンが自動車事故で亡くなりました。彼は私の尊敬する人物の一人です。異端からの救出活動を始めた頃、『十字架と飛び出しナイフ』(いのちのことば社)は勇気と方向性を与えてくれました。最近、ウィルカーソンがベニ-・ヒンを批判していたことを友人が教えてくれました。そして、ウィルカーソンの最後のブログを訳して送ってくれました。了解を得ましたので読者と分かち合いたいと思います。

The Last Blog of Rev. David Wilkerson
by maranatha | 2012-02-18 11:36

ベニー・ヒン

ベニー・ヒンの偽預言
 1990年1月1日、「御霊が私に告げている。フィデル・カストロは、1990年代に死ぬだう。オー!何てことだ!幾人かがカストロを殺そうとするだろう。そして彼らは成功しないだろう。しかし、カストロの健康状態に変化が生じ、カストロは権力の座にとどまれず、キューバに神が訪れるだろう。」キューバのカストロは2012年2月現在も生きています。
http://www.youtube.com/watch?v=pQKCMl2XzTs
http://www.youtube.com/watch?v=HcZlyECHP_M

 2000年3月29日、「ケニヤのナイロビで、イエス・キリストが肉体を伴って現われる」と公の場で偽預言をしました。この偽預言の証拠となるビデオファイルは次の通りです。
http://www.youtube.com/watch?v=kufLaNZ4yYc

ベニ-・ヒンの金銭問題
 2007年11月6日、米国上院財務委員会(IRS)が、TV伝道者6名(ベニ-・ヒン、ポーラ・ホワイト、ケネス・コープランド、ジョイス・マイヤー、エディ・ロング、クレフロ・ダラー)に対し、財務調査を行いました。
http://www.bbc.co.uk/blogs/ni/2007/11/us_senate_investigates_tv_evan.html

ベニ-・ヒンへの訴訟
 2010年10月2日、ベニ-・ヒンの夫人スーザンが、カリフォル二ア州オレンジ郡の上級裁判所にベニ-・ヒンとの離婚申請を正式に提出しました。
http://blog.christianitytoday.com/ctliveblog/archives/2010/02/suzanne_hinn_fi.html

 2011年2月、ストロング・コミュニケーション社がベニ-・ヒンに対し、ポーラ・ホワイトとの不適切な関係は、契約上の倫理条項への違反であるとして、訳2000万円の損害賠償訴訟を提起しました。
http://blog.christianitytoday.com/ctliveblog/archives/2010/02/suzanne_hinn_fi.html

ベニ-・ヒンの問題発言
 2009年3月頃、ベニ-・ヒンが、自分を批判する者達全員、そして「あの男」を呪うと公開の場で祈りました。
http://www.youtube.com/watch?v=P7UIWRcib_g

ベニ-・ヒンに対する英国政府の対応
 2009年10月2日、ベニ-・ヒンが自家用ジェットで英国ロンドン近郊のスタンステッド空港に着陸したが、聖書から逸脱した危険な教えが英国内に蔓延することを避ける為という理由で英国政府から入国を拒否されました。
http://www.bbc.co.uk/blogs/ni/2009/10/benny_hinn_refused_entry_to_uk.html
by maranatha | 2012-02-18 11:31

ベニー・ヒン

 牧師は、女性問題、金銭問題、名誉心の問題に気をつけるように忠告されます。ベニー・ヒンのことについて何度か書いてきましたが、信奉者がまだ目を覚まさないので、彼の問題を取り上げてみます。

女性問題
 ベニーは、ローマの5つ星の超高級ホテルの宿泊を偽名で予約し、ポーラ・ホワイトと3泊しました。ポーラは著名なテレビ伝道者です。2010年7月13日、二人が仲良く手をつないでいるところをローマで写真に撮られています。2010年7月30日のミラクルクルセードで、弁解がましく「ポーラとは友人関係が発展したが、それはもう終わった」と公に認めました。ベニーは妻から離婚訴訟を提起されていますが、まだ訴訟中です。不適切な関係です。
(参照http://apprising.org/2010/8/10/benny-hinn-admits-his-relationship-with-paula-white/)

金銭問題
 ベニーは 日本講演の時、最上級のホテルのスイートルームを用意するように指定する人物です。彼はプライベートジェットで世界各地を訪問し、講演しています。彼も上記のポーラ・ホワイトと同様に当局から査察を受けています。2011年2月、ストラング社はベニーに対して約2000万円の損害賠償を起こしました。理由は、ベニーがポーラと不適切な関係を持ち、倫理規定を犯したといいものです。ストラング社はベニーの本を販売しており、契約条項に抵触する行動を取ったと指摘しています。

名誉心の問題
 デイビッド・ウィルカーソンがベニー・ヒンの問題を指摘したとき、ベニーは講演の中でウィルカーソンに対して呪いの祈りをしています。ベニー自ら次々と不名誉なことをしていながら、人から指摘されると憤慨する高慢な人物です。

繁栄の神学の問題
 ベニー・ヒンもポーラ・ホワイトも繁栄の神学の信奉者です。上記の3つの問題を起こす牧師に、繁栄の神学の信奉者が多いことが指摘されています。理由は、繁栄という名の「欲望」を追及するからです。パウロは「彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥です。彼らの思いは地上のことだけです。」(ピリピ3:19)欲望が偶像になっているのです。真の神から離れるからこそ、3つの問題を起こしても牧師(にせ牧師)は働きを続けられるのです。日本でも繁栄の神学の信奉者の牧師が問題を起こし、インターネットで批判されています。情報のコントロールを受けた教会員は、祝福された教会に所属していると錯覚し、批判に耳を傾けません。不都合な情報はカットし、都合の良い情報だけを取り込む思考は、自分自身か身近な人が大きな被害を受けない限り、なかなか目覚めません。「あなたは、自分では富んでいる、豊かになった、乏しいものは何もないと言って、実は自分がみじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸の者であることを知らない。」(黙示録3:17)このブログはささやかな警鐘です。
by maranatha | 2012-02-10 07:26

カルト

 ウィキペディアには、2005年に「新興宗教『聖神中央教会』」、2008年に「キリスト教系・急進カリスマ派の沖縄キリスト福音センター・美浜教会」の記事があります。年代は問題とされる事件が起きた年ではなく、注目された年です。聖神中央教会が「新興宗教」と書かれてあることに違和感を覚える方もおられるでしょう。この時期に「キリスト教」と表現するのがいささかためらわれたからです。今なら、沖縄キリスト福音センター・美浜教会と同様に、「キリスト教系・急進カリスマ派」がふさわしいでしょう。いずれも、発覚以前から教会内部で反社会的な問題が起きていましたが、その当時に問題を扱える人がいませんでした。被害者が問題を公表したり、裁判に提訴したりすることを禁じられていたからです。両方の問題に関わった者として、残念なのは多くの問題が時効だったことと、被害者が訴える力を精神的にも経済的にも奪われていたことです。私は弁護士と協力しながら裁判を支援し、精神的なケアに努めました。両方の件で、相談、セミナー、グループケア等で関わった人は500名を超えます。今だ深刻な精神状態にある方々もおられます。
 2005年は、聖神中央教会事件で「教会のカルト化」が注目され始めた年です。問題そのものは1980年代から起きていました。教会の不祥事が表面化するのに20年以上経つのは、いかにカルト化した教会で「縛り」が強いかを示しています。教会のことは教会で扱うことが一般的ですが、事と次第によっては裁判を考慮しなければ、被害者救済は進みません。「教会の恥」「福音宣教の妨げ」とかいった言葉で、裁判の権利を奪ってはいけないと思います。カルト化した教会では、牧師は独裁者です。教会内部の問題を公平に裁くことはありません。「教会のことは教会で」という従来の考え方が、被害者救済を妨げているのです。裁判支援をする私に非難の声が多いのは、従来の発想を超えられないからです。それでは裁判を非難する人が具体的な支援をするかといえばそうではありません。単なる批難で終わています。これでは傍観者です。キリスト教の隣人愛はどこにあるのでしょう。しかし、カルト化の被害を経験した人々が、支援に取り組んでいることに希望があります。これは痛みを役立てる取り組みです。カルト化の予防は、被害者の痛みの上に成り立っています。
by maranatha | 2012-02-03 19:15

コン・ヒー

 コン・ヒーはシンガポールのシティハーベストチャーチの創立者です。現在、この教会はアジアではよく知られたメガチャーチとなっています。ところが2010年、教会の資金管理の不正を疑われ、当局から捜査を受けました。日本語のサイトには彼のことについて書いてありませんが、英語のサイトで記事を見ることができます。彼はポップシンガーと結婚しており、現在彼女は月額2万8千ドルするハリウッドマンションに住んでいます。彼も清貧の思想からは程遠い生活を過ごしています。若いカリスマ的なリーダーとして期待された彼は、繁栄の神学の実践者です。
 繁栄の神学は、成功哲学と福音の一部を組み合わせて作られた神学です。教会における牧師のリーダーシップは、大企業のリーダーシップを模倣しています。聖書が教える「仕える人」ではなく、「支配する人」がリーダー像です。繁栄の神学は常に成長し続ける教会を理想としています。君主に権力を付与する専制的な君主形態で、領土の拡大を求める国家のようでもあります。繁栄の神学を実践する牧師が、ビジョンの名の下で際限のない欲(事業欲、建築欲、色欲、物質欲)を満たしていくうちに、倫理観を失い、金銭問題と異性問題を引き起こしています。
by maranatha | 2012-02-02 13:12
宗教問題