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村上 密 Blog

<   2013年 12月 ( 30 )   > この月の画像一覧

エンパワード21全日本大会

 エンパワード21全日本大会が終了した。キリスト教系新聞で、これを取り上げたのはクリスチャントゥディだけである。キリスト新聞、クリスチャン新聞は記事として取り上げていない。私は、記事として取り上げない立場を、評価したい。なぜなら、繁栄の神学の御先棒をかつぐ必要はない。もはや、反省しなければならない時期を迎えている。クリスチャントゥディは、オーラル・ロバーツ大学総長のビリー・ウィルソンの説教の内容を取り上げているが、エンパワード21全日本大会の総括をしているわけではない。何かを掘り下げているわけでもない。3000人集まった。繁栄の神学を肯定する人がこれだけいる、という見方もできるが、久しぶりの超教派の大会だから参加した、という人もいたことだろう。このような大会に、牧師が教会員を強制的に動員するところがあったと聞いて驚いている。何を見せ、何を聞かせたかったのであろうか。私が危険視するのは、神学的な、背景をよく知らない人が、大衆の雰囲気でよかった、と情緒的な判断をすることである。「恵まれた。」しかし、その後、その人に何んの変化も起きない。このようなことを超教派大会は繰り返しているのではないか。(10月30日掲載)

再掲載 
 10月30日に、以上の記事を掲載したが、クリスチャン新聞に掲載されている、との読者から指摘があった。確認すると「日本は変わる!京都から新たな祈りの息吹 エンパワード21全日本大会」(10月27日号)で、掲載されていた。訂正と読者へのお詫びを兼ねて再掲載することにした。エンパワードの問題性について、再度、掲載した他の記事も読んでいただきたい。最新の「ピーター・ワグナーとエンパワード」の記事は、エンパワードの世界的展開に、利害がからんでいることを指摘した。知らずに、素朴な信頼で物事に関わることの危険性を改めて喚起したい。グリーンは福音派、カリスマ、ペンテコステ派の教団やメガチャーチに多額の寄付をしている。その結果、グリーンの経営する会社の商品が、教会のイベントや物品販売に採用されている。その売り上げは、寄付をしても十分な利益を上げている。私が心配するのは、寄付が純粋なものではなく、販路拡拡大に利用されていることである。寄付は、教会にとってありがたいが、誘導されていることが明らかになってきた。私は、素朴な信頼を、この世とこの世の組織に置いていない。甘い蜜の話を辛口で書いた。無粋と思われるかもしれないが、疑問をもって、ムーブメントは見なければならない。


by maranatha | 2013-12-31 09:46

ピーター・ワグナーとエンパワード

 ピーター・ワグナーはエンパワードの世界評議会のメンバーになっていない。彼は新使徒運動を展開している。日本で、エンパワード21が開催されたが、参加者の中には、ピーター・ワグナーとエンパワードに傾倒している人々もいる。ところが、ピーター・ワグナーとエンパワードは協力関係にない。ピーターは、自分の帝国を築き上げようとしている。それに対して、オーラルロバーツ大学系のカリスマ路線が、世界的な囲い込みをしている図式だ。トップを取り入れ、系列の教会を傘下にしていく方式に疑問を覚える。私は、これまでにどちらに対しても問題提起をしてきた。エンパワードを世界的に展開していく中で、一番利益を得るのは、マート・グリーンである。彼こそが、2人の議長を用いて、キリスト教系のビジネスを展開している人物だ。

by maranatha | 2013-12-30 15:50

クリスマスは終わっていない

 25日が終わると、クリスマスが終わったように思うのは日本人である。日本人は、正月のためにクリスマスの飾りつけを仕舞う。それが、なんとなくクリスマスが終わたように思わせる。1月6日は公現日で、東方の博士たちの来訪を記念する日である。1月6日まで、クリスマスソングを聞こう。降誕の意味を聖書から学ぼう。キリストを信じている者として、これからどう生きるか考えよう。
 25日が終わると、2月上旬にある教会総会の準備(総会資料作成)が始まる。1年間を振り返り、新年に何をするかを考えながら年末年始を過す。片づけもある。忙しさはの終わらない。京都に赴任してきて間もない頃は、総会はまだ楽だった。その後次第に活動が広がってきた。今は全体把握ができないほどだ。複数牧会をしているので、信頼し、奉仕を分担している。
 今年、私の口から出た言葉で多かったのは「神さまありがとうございます。」である。「感謝します。」ではない。「感謝します。」は私の心をうまく表現していない。「ありがとうございます。」と手を合わせ、首を垂れる。何か良いことが起きたからではなく、何も起きなくても、生かされている日々を「ありがとうございます。」と祈って過ごしている。
 ブログを読んでくださる方々へ、ありがとうございます。たくさんの方々から、励ましの言葉をいただきました。来年もよろしくお願いします。闇を照らす、一隅の光の役割を果たすようにします。

by maranatha | 2013-12-27 11:51

冬のバラ

 冬のバラは、花の数は少ないが、色が濃くて美しい。そして、長く咲いてくれる。今、ウィーミーが咲いている。ゴールデンハートは花芽が出ている。カクテルは年明けには石垣の上で咲くだろう。教会には、7種類のバラがある。20年経ったウィーミー、ラブ、ゴールデンハート、かがやきは、樹勢が衰えてきた。カクテルは蔓バラで勢いがあり、花数が多く、かおりがよい。ミニバラは鉢の中であまり育たないようだ。ダブルデライトも地植えが良いかもしれない。

by maranatha | 2013-12-27 10:11

安倍首相、靖国参拝

  12月26日、安倍晋三首相は、「内閣総理大臣」とし靖国に参拝した。韓国や中国の批判が寄せられている。アメリカが批判しているのが、今回の特徴である。韓国や中国、アメリカに事前連絡をしていなかった、ということが気になった。すなわち。これは事前連絡をしなければならないことなのかである。7年前の小泉首相のときは事前連絡をしたのか。このような行為は、どれくらいの関係国に連絡することなのか、知りたいものだ。ナショナリズムは、誘導されている。日中関係がまだ冷え込んでいなかったとき、北朝鮮の脅威をしきりに報道していた。今は、中国の脅威である。危機感を訴えると、軍拡までもがしかたがない、と思わせるところにも誘導がある。

by maranatha | 2013-12-27 07:20

アイザック・ハンター自殺

 アイザック・ハンターの父は、ジョエル・ハンターで、「アメリカ大統領選挙」(下記に掲載)で紹介した。オバマ大統領のメンターである。アイザックは、教会スタッフとの不倫で、巨大教会の牧師を辞任した。12月10日に死体で発見された。死因は、銃による自殺と思われる。いろいろと英文で記事が出ているが、不十分である。それで、この記事も不十分なものとなった。


アメリカ大統領選挙(http://maranatha.exblog.jp/18402857/

 アメリカの共和党の大統領候補はミット・ロムニーです。彼はキリスト教では異端とされるモルモン教徒です。彼も両親も代々モルモン教徒です。共和党出身の大統領にロナルド・レーガン、ジョージ・H・W・ブッシュ、ジョージ・W・ブッシュがいますが、キリスト教右派から支持を受けていました。今回、キリスト教右派はロムニーを支持するのでしょうか。彼らの信仰観からするとそれはできません。モルモン教は彼らの許容範囲を超えているからです。キリスト教徒イスラム教との融和政策を進めているメガチャーチのリック・ウォレン牧師はオバマ支持です。彼はオバマ大統領の就任式で重要な祈祷を担当しました。メガチャーチのジョエル・ハンター牧師はオバマの信仰面のアドバイサーです。キリスト教の保守派・右派の中に政治的変化が起きていることは確かです。

by maranatha | 2013-12-26 09:45

水の問題

 サマリヤの女にとって、水は切実な問題であった。朝は人に会いたくないので、井戸へは行かない。理由は、井戸端で集まる女たちから非難されるような生活を過していたからである。ある日、昼間に水を汲みに出かけた。そこにはユダヤ人の男がいた。話したくないのに、水を飲ませてください、と丁寧に声をかけられた。素直に水を渡す気にはなれない。長い民族間の問題があるからだ。ところが、その人の話についつい引き込まれて、その人をキリストと信じることになった。もう来なくってもいいかもしれない水を求めようとしたら、礼拝の奥義を知らされ、来るべきキリストではないか、と思ったこのであった。彼女は、水より大切なことを知らされ、会いたくもないと思っていた町の人に、是非この良い知らせを伝えたいと思って駆け出して行った。
 水の問題は切実である。今、インドと中国は、水の問題で深刻な状態にある。もちろん、ヒマラヤを水源とする川を持つ国々も同様である。この問題は、サマリヤの女のようには解決がつかない。当事者が、譲り合うようなことをしないからである。インドと中国の経済的発展で電力を水力ダムが必要となった。電力の需要が増大した。もちろん、工業用水も必要となった。水源はその国だけのものではない。もし、その国だけものなら、下流には一切流さないでくれ、と言えば、流すところを失ってしまう。上流と下流は協力し合わなければならないのが川の問題である。ヒマラヤは世界で最も水(雪)があるところである。キリストは、21世紀の最大の問題をどのように解決するために、関係国に働きかけられるのだろうか。

by maranatha | 2013-12-26 08:23

クリスマス 夜の訪問者

 イエスが誕生したとき、羊飼いたちが、夜中に訪問した。東方の博士たちも、夜に訪問した。羊飼いたちは、イスラエルの中でも貧しい人々に属する。博士たちは、重要な仕事についているので、高い身分である。双方に共通したものが2つある。それは夜に訪問したこと、訪問の目的が礼拝であったことである。当時多くの人々が、メシアを待望していた。しかし、その誕生を耳にしても、ほとんどの人は訪ねることをしなかった。そのような中で、行動に駆り立てたのが礼拝である。現代に、礼拝を大切なこととして実践している人がどれくらいいるだろうか。人の最高の務めは王とか祭司とか学者ではない。地位や職業ではない。礼拝である。私も、一人の礼拝者として、アッセンブリー京都教会のクリスマス・イブの燭火礼拝に参加した。15か国以上の国々から京都に来ておられる方々と、一緒に礼拝をした。日本人を含めると100名を超える会衆であった。彼らもまた夜の訪問者である。

by maranatha | 2013-12-24 22:48

異邦人クリスチャンとユダヤ人クリスチャン

 ローマがユダヤの戦争(AD66-70)を始める前に、エルサレム教団(ユダヤ人クリスチャン)はデカポリス地方のペラに逃れた。その後、エルサレム教団は歴史から消えた。キリスト教史は、異邦人クリスチャンとユダヤ人クリスチャンが共存して、今日まで来たわけではない。ユダヤ人クリスチャンの教会は早々と歴史から消えた。今のユダヤ人クリスチャンは、隠れユダヤ人クリスチャンとして、何処かに住んででいたわけではない。福音を聞き、イエスをキリストと信じて救われた人々である。
 異邦人クリスチャンとユダヤ人クリスチャンは、エルサレム会議(AD48頃)で、共通理解をもった。異邦人クリスチャンを律法から解放したのである。割礼を受けなければ救いはない、は退けられた。4つの戒めを決めて、信仰による救いが受け入れられたのである。パウロの立場が受け入れられた。それは、ユダヤ人クリスチャンを律法から解放したわけではなかった。ユダヤ人は割礼を守り続け、食物規定も守り続けた。アンテオケ教会で異邦人クリスチャンとユダヤ人クリスチャンが食事をしていたが、やがて、ペテロは、エルサレムから来たユダヤ人クリスチャンに流されて、共に食事をしなくなった。これをパウロは非難し、バルナバまでも同じようになったので、これを非難している。これ以降、この問題は出てこないが、異邦人クリスチャンがユダヤ教の一派であると見られていたが、分離独立していくきっかけになった。そして、歴史の中で異邦人クリスチャンの教会が発展していった。これが歴史的事実である。
 現代のユダヤ人クリスチャンを選民中の選民と見做すことは誤りである。私は、彼らが割礼を重んじることを非難はしない。守ったらよい。しかし、食物規定にこだわり続けるならば、ペテロの幻(使徒10章)から、それはおかしいと言わざるを得ない。この問題は、現代においてまだ未解決のように思える。律法から自由になっているようでも、イカ、タコ、ウナギは食べない人がいる。まだ、律法の規定に縛られている。約2000年前にユダヤ人クリスチャンは律法との関係をはっきりさせないうちに歴史から消えてしまった。だから、これの問題は現代に持ち越されている。

by maranatha | 2013-12-24 07:48

カリスマ

 キリスト教界で「カリスマ的指導者」と言われた人々の問題が次々と発覚している。一体どうしたのだろうか。私たちは、ペテロに対して「カリスマ的指導者」と言うだろうか。パウロに対して「カリスマ的指導者」と言うだろうか。彼らは教会の指導者と言うより、教会に仕えた人である。強制とか支配とか金銭欲とは無縁の人であった。しかし、今日の「カリスマ的指導者」は、聖書とかけ離れた教えや行動で、人々を魅了してきた。そこで、聖書から、このような人物を見るだけでなく、社会学的観点から、「カリスマ」を考えて見たらどうだろうか。「カリスマ的指導者」と言われる牧師の教会で信仰生活を過したが、今は傷つき、教会から離れて過ごしている。或いは、最近疑問に思うようになった。このような人に勧めたいのが『権力と支配』(マックス・ウェイバー/訳 濱嶋朗 講談社学術文庫)である。この中の「カリスマ的支配、その特徴と共同体化」「カリスマの日常化とその影響」が、団体や自分を振り返るのに役立つ。 グル―プで学習会を持って、意見交換をしたら学びを深めることができるだろう。すなわち、世俗的な「カリスマ的指導者」を神学的にではなく、社会学的に検証することである。

by maranatha | 2013-12-24 07:48
宗教問題