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村上 密 Blog

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思い出 2

ある寒い日のこと、おかよさんが風呂を焚くために焚口に焚付けを入れて燃やした。その焚口からコロが飛び出してきた。おかよさんは腰を抜かすほど驚いた。コロは家で飼っている愛犬である。余程寒かったのだろう。寒い日の安らぎの場所で災難に遭ったわけである。コロは火傷を負った。その日からコロは毎日毎日傷を舐めてとうとう治してしまった。おかよさんは一緒に暮らしているおばあちゃんである。血縁関係はない。玄熊じいさんの伴侶である。

by maranatha | 2018-06-12 12:17 | 故郷

思い出 1

玄熊じいさんは大層私を可愛がったそうだ。胡坐をかいた間に私を置いて、酒のつまみの天ぷらやちくわをちぎってはくれたそうだ。玄熊じいさんが亡くなった。墓地に穴を掘って棺を入れ、その上に土を戻してこんもり土饅頭を築きあげる。近所の人が幼児の私に玄熊じいさんはどうしたと聞くと、穴掘ってこうと言ったそうだ。私には玄熊じいさんの記憶がない。みな両親からの話だ。熊本に帰ると墓地に行く。玄熊じいさんはそこに眠っている。玄熊じいさんの姓は続、村上ではない。父は玄熊じいさんに乞われて若い時に同居するようになった。
by maranatha | 2018-06-12 12:16 | 故郷

後継者の育成

1980年代に、霊感商法の被害者の救済のために弁護士との協力関係を築いた。1990年代は、カルト被害の救済のために弁護士との協力関係がそのまま続いた。2000年代はカルト化した教会の被害者の救済のために同じように弁護士と協力関係を継続した。ときには被害者に弁護士を紹介し、私はカウンセリングで回復の手助けをしてきた。また、事件が起きると連絡を取り合い、マスコミにも情報提供し、啓発活動をしてきた。宗教問題に詳しい弁護士はざらにはいない。貴重な存在である。双方の悩みは後継者の不足である。私は少し楽観している。「神はこの石ころからでも、アブラハムの子孫をお造りになれる」ように、私のような石ころを拾ってアブラハムの子孫にしてくださった。そして、宗教問題を専門に取り組むように導いてくださった。神は一存でそれぞれの分野の人を起こされる。もちろん、神任せできたわけではない。活動を始めたときから後身の育成には務めてきた。
by maranatha | 2018-06-09 22:06 | カルト

聖書を学ぶ

4年前に、教会では組織神学、解釈学の学びを終えた。それから、聖書の学びに移った。最近、旧約全巻を学び終えた。新約はエペソ人への手紙に入った。京都に滞在中の月曜日か金曜日の12時半から15時までが学びの時間である。最近は月に2回から3回のペースで学びを続けている。春から『親身に聞く』を30分ほど学びに取り入れた。洗礼講座を受けたら定期的な学びはないような教会ではなく、聖書を学ぶ場が教会には必要だと思い、取り組んできた。
by maranatha | 2018-06-09 21:06 | 聖書

自死について

相談者の夫は、ある教会の牧師の精神的虐待で自死した。大手の報道記者が、ある会合での相談者の証言に関心を持ち、6月5日の松江での3時間半に及ぶ話し合いとなった。どのように報道できるか考えてみますと語られたので、このことだけを取り上げるのではなく、キリスト教会の一部がカルト化して、カルト化した教会の中で自死者がたくさん出てきている。なぜ救いを求めていった先でそのようなことが起きるのか、事例のひとつとして取り上げたら報道しやすいのではと提案した。そうですね。上司と相談してみますと応じてくださった。この席で、危険なスピリシュアル系のカルトが問題を起こしているので資料提供を申し出た。関心を示されたので、近日中に資料を送る予定である。私はすでに下京警察にスピリチュアル系カルトの資料を渡した。何かが起きないと動きようもありませんと係官が語られたので、もし私に何かあったらこの団体の可能性があるので、予め必要な資料を渡しておきますと申し伝えた。
by maranatha | 2018-06-09 13:09 | 宗教トラブル相談

仙台で何が起きているか

6月8日、仙台市の市会議員を訪ねた。ある教会が特定の病気を理由に関われないと相談者に文書を送ってきた。しかも病名が間違っている。相談者はショックで今も苦しんでいる。電話相談に関わって下さる方々がこれは酷いと一様に語っておられる。教会のすることではない。しかし、教会は悪いと思っていない。それで私たちは市会議員を訪ねた。市会議員は話の内容を時間をかけて聞いてくださった。そして、弁護士に内容を伝えて相談してみると語られたので、裁判は相談者にとって精神的に大変なので、この文書を撤回させることと精神的慰謝料を請求できるか焦点を絞って相談していただきたいと申し上げた。後日、相談の結果が届く予定である。
by maranatha | 2018-06-09 12:41 | 宗教トラブル相談

教会のカルト化

なぜ、キリスト教の一部がカルト化したか。1980年代から教会成長がブームになった。この頃からカルト化が始まった。伝道に特化した教会の取り組みは、教会成長を促した。それに伴って、家族的な交わりを保っていた教会で牧会が手薄になった。さらに、弟子訓練を取り入れて伝道を推進していくため、牧会できる許容範囲を超えてしまった。牧会は時間がかかるものである。その牧会の手間を省くために、一部の教会が牧会ではなく統制や支配に移行し、セルで吸い上げた個人情報を信徒の信仰管理に使い始めた。イエスの弟子訓練を名目に実態は牧師の弟子づくりになり、牧師への服従が従順に置き換えられた。聖書の生活化ではなく牧師のビジョンという名の自己実現に賛同することが信仰的とみなされ、牧師に権威が集中する体制が教会の中に形成された。さらに霊的戦いを教会に導入して、牧師の権威は一層高められた。一致団結して戦うためには指導者が必要で神の代理人を名乗る牧師がその役割を果たした。神の代理人に逆らう者は不信仰者、悪魔の影響を受けている者、悪霊の惑わされている者と言われ、教会に居ずらくされていった。役員会はイエスマンで固められ、牧師の暴走を止める役割を果たさず、教会総会も報告と手早く承認を取り付ける場となった。簡略化された報告では実態はわからない。総会は質問ができる雰囲気ではない。教会規則は名ばかりで、規則を無視した運営がまかり通るようになった。そうして教会のカルト化が急速に進行していった。

教会成長、弟子訓練、セル、霊的戦い、こういったムーブメントを導入している教会は一様にカルト化しているとは言わないが、カルト化した教会に共通しているので気を付けてほしい。いつ牧師がアクセルを踏んで暴走するかもしれない危険をはらんでいる。なぜなら、思いのほか牧師に権威が集中しているからである。牧師が黒を白と言ったら白、牧師が何か間違っても牧師に従ったら神が祝福してくださると言ったら、はやく教会を去ることである。教会内に留まり改革してくのは覚悟が必要である。同じ志を持った人々が協力しなければ、改革は達成されない。改革する支援体制ができなければ、孤立無援で傷を深める。
改革する人が教会からいなくなると、牧師は暴走しやすくなる。それは墓穴を掘る状況ができたことになる。ただ終焉を迎えるまで、残った教会員が痛む出来事が起きることでもある。

by maranatha | 2018-06-06 16:25 | カルト化

生みの苦しみ

カルト宗教に子どもを奪われて、長い年月、脱会のために取り組んでおられる家族がおられる。私も42年引き裂かれた家族の回復のために取り組んできた。普通に生活していた家族に突然降りかかってきた問題に家族は塗炭の苦しみを味わう。どこに相談したらいいのか、戸惑いつつ捜し求める期間がある。相談するところを見つけても、すぐに解決するわけではなく、長い取り組みになることもある。なぜ、私たちが苦しまなければならないのか。子どもを生むときに苦しみが伴うように、今度は子どもがカルトから外の世界に生み出すために生みの苦しみを経験しているのである。悪い事のために苦しんでいるのではない。家族をそして社会をよくするために生みの苦しみをしているのである。
by maranatha | 2018-06-03 09:02 | 宗教トラブル相談

考える

書くことが多くなって考える時間が増えた。
何かをしているとき、
ふと頭が考える状態になってしまう。
何かを見ているのに見えていない。
何かの音がするのに聞こえない。
目と耳と口が静止する。
考えの行先を求めてくるくる回る。
まるで検索するために輪が回るように。


by maranatha | 2018-06-02 09:41

体が語る

話す時間が多かった時代、のどの炎症が続いた。
聞く時間を多くした時代、耳朶が受話器で痛かった。
書く時間が多くなった時代、指をときどき痛めた。
何かが多いと、それに対応する体の一部が痛み出す。
休み休みしなさいと体が語りかけてくる。
全国を飛び回り続けてきて、今度は翼を傷めている。
翼と言っても、私の翼は足である。
私は右利きで、キャリーを右手にして歩く。
自然、右足を少し捻るような歩き方になる。
それが右足に負担をかけるため痛み出す。
火事みたいなもので、放っておくと延焼(炎症)する。
痛みがひどくなり、歩けなくなる。
踵を床や地面につけることさえできなくなる。
今は安静にしている。痛みを治めるために。

by maranatha | 2018-06-02 09:21
宗教問題