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村上 密 Blog

<   2019年 02月 ( 15 )   > この月の画像一覧

一匹の猫

犬が好きか、猫が好きか、と問われたら、以前だったら、犬、と答えていた。返答は、犬か猫か、二つに一つと、どちらでもない、と言う答えと、どちらも、と言う答えがある。今は、どちらもである。それぞれに良さがあるからである。子供に対して、お父さんが好き?お母さんが好き?と質問してはいけない。愛情を子供に注げばよいことである。犬も猫もどちらもと思うようになったのはあるきっかけだった。ある店に立ち寄った。そこにはお客によく知られている猫がいた。と言うのは、お客たちが猫の名前を呼んで、呼び寄せようとしていたからである。彼または彼女はどうしたことか、見も知らない私の後をついてきた。私は席を見つけて座った。すると、猫はぴょんと私の膝に飛び乗り、丸まってくつろいでしまった。なじみのお客は新米の客の膝に猫が飛び乗ったので驚いていた。私について来なさい。あなたを魚を捕る猫にしてあげよう、と私は言わなかった。しかし、彼または彼女は私についてきた。あげるものがないのでしばらく膝を提供した。その日以来、私は猫に対して親しみが増した。一匹の猫の行動が猫全体に対する親しみとなっていった。
by maranatha | 2019-02-07 21:30 | 動物

「ブラジルコーヒーの常識を覆す」

桂駅のすぐ近くにある自家焙煎珈琲豆専門店グルメ館から定期的に葉書が来る。「ブラジルコーヒーの常識を覆す華やかな風味」ブラジル・フルッタ・メルカドンの案内につられて買い求めた。飲んでみておいしかったので娘にもすすめた。ここ数年で飲んだ内で一番おいしいと評価した。確かに豆の香りも味も今までのブラジル豆ではなかった。私は世界的に有名なコーヒーチェーン店のコーヒーはあまり飲まない。おいしそうな豆を買い求めて飲むのがささやかな楽しみである。
by maranatha | 2019-02-07 13:15 | 京都

閲覧請求

以前、北海道のある教会に対して、私はその教会員数名の代理人となって、弁護士と一緒に閲覧請求を書面で申し出た。弁護士は、元衆議院の議員で、宗教法人に関する特別委員会の理事の経験者だった。閲覧に向かうとき、宗教法人に対して閲覧請求されたことありますか、と質問すると、ない、とのことだった。聞いたことありますか、と質問すると、これも、ない、とのことだった。じゃ、私たちが閲覧請求をするのは初めてかもしれませんね、と語り合いながら教会に向かった。私たちは閲覧して問題点を見つけたので改善するように提案した。教会の対応は不十分だった。後に税務指導がその教会に対してあった。委任者たちは、改善を訴えても変わらないので教会を退会した。その他の教会員も後に退会した。やがて、教会は所属している宗教団体を離脱した。教会は同じ市内にある諸教会との交わりもない。
by maranatha | 2019-02-07 12:08 | 代理人

根拠となる書物

信教の自由に関する本でもっとも詳しく分量豊かなのは、私が知る限りでは『第二バチカン公会議公文書 改定公式訳』(カトリック中央協議会)と『信教の自由 第二バチカン公会議 信教の自由に関する宣言 解説』(山内清海 サンパウロ)である。国家と宗教の関係を最も長く歴史的に経験している。このような書物があることを知っているだけではなく、手にして読むことが大切である。私はプロテスタントの牧師であるが、『カトリック新教会法典』(日本カトリック司教協議会 教会行政法制委員会訳 有斐閣)を購入して読んだことがある。かつて、この本に基づいて裁判を進めようと考えていた時があるからである。プロテスタントの出版物では聖公会の『日本聖公会法憲法規』も持っている。かつて、聖公会の信徒から相談があり、「審判廷」を勧めたことが、日本聖公会始まって以来の審判廷が開かれるきっかけとなった。宗教団体の問題を取り扱うとき、その団体の規則を取り寄せ、それを根拠に話し合いをすることが自浄作用を促すために必要だからである。
by maranatha | 2019-02-05 16:47 | 教会

信教の自由

2月3日、淡路キリスト教会で、淡路キリスト教連合会主催の信教の自由を守る日 2.11淡路集会が開かれた。私は「信教の自由とカルト問題」について講演した。戦後、信教の自由がもっとも議論されたのは、平成(1995年)7年9月29日に召集され、同年12月15日に会期を終了した、第134回国会 宗教法人に関する特別委員会(*)においてであった。1995年3月20日、死者12名、負傷者5000に以上を出した地下サリン事件が、宗教法人改正をすべきではないか、と契機となっている。それで、私はカルト問題が信教の自由と密接に関係していることを語った。そして、宗教法人改正に伴い、宗教法人25条3項の閲覧請求が宗教団体内部からの自浄作用を促している点を強調した。私は代理人となって閲覧請求を用いて、宗教団体の自浄作用を促すべく具体的にどのように取り組んできたか、いくつかの事例を語った。宗教法人改正は国家の宗教法人への監督権の乱用にならないように配慮している。信教の自由を重んじているわけである。


参照
*kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/134/0190/main.html

参考になる図書
『改正宗教法人法の解説ー国会における改正法論議の詳細ー』
  編集 宗教法人法研究会 新日本法規
『論争 宗教法人改正』
  第二東京弁護士会・消費者問題対策委員会編 緑風出版


by maranatha | 2019-02-05 12:15 | 宗教と政治
宗教問題