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村上 密 Blog

「嵐の中で 5」

 昨年(2005年)5月24日(火)、25日(水)、沖縄で「カルト問題セミナー」を開きました。4月日永田保容疑者(当時)逮捕から約 1ヶ月半の時点で行われたセミナーでした。相談が始まった1月からの嵐の中で何を考 え、行動したかを知っていただくことは、カルトの類似事件にこれから取り組む 人々に参考になるかと思いレジュメを掲載することにしました。

(全7回に分けて掲載します、4/20掲載の記事「嵐の中で 1」 から順にご覧ください)

【レジュメP.4】
セミナー3-1
心の変化と回復のためのカウンセリング心の変化
A,驚きと疑問---> B,自己不信 ---> C,人間不信 --->D,神不信

A、驚きと疑問
1.「なぜ私が」「こんな目に遭わなければならな いの」
2.「なぜ」という疑問を回避できる人は少ない

B 自己不信
1.「私にどんな罪があるというのか」
2.自分に原因があるか捜し始める、祈り不足?信 仰不足?

C 人間不信
1.「誰も私のことをわかってくれない」
2.周りもどう慰めてよいかわからず、しばしば人 の善意の言葉にも傷つけられ、苦しむ結果となる。

D 神不信   
1.「なぜ神はこんなことをゆるされるのか」「神 様は不公平だ」「神様は私を見捨てられたのか」
2.出来事の原因が自分や他の人の中に明確に発見 できないとき、神への疑問と不平に変化し、祈りが答え られなかったと思い、神との 関係が悪化する。

要約
 人間は3つの関係で生きている。自分自身、人、 神 この3つの関係が崩れていくと、心の状態は悪化
の道を辿る。
# by maranatha | 2006-05-01 11:26

「嵐の中で 4」

 昨年(2005年)5月24日(火)、25日(水)、沖縄で「カルト問題セミナー」を開きました。4月日永田保容疑者(当時)逮捕から約 1ヶ月半の時点で行われたセミナーでした。相談が始まった1月からの嵐の中で何を考 え、行動したかを知っていただくことは、カルトの類似事件にこれから取り組む 人々に参考になるかと思いレジュメを掲載することにしました。

(全7回に分けて掲載します、4/20掲載の記事「嵐の中で 1」 から順にご覧ください)

【レジュメP.3】
セミナー2-2
■ 事件の発覚と対応 ■    
1.カウンセリング
 1.被害者
 2.被害者の家族
 3.脱会した牧師、伝道師
 4.脱会した信徒
 5.永田容疑者逮捕後、
  新規の被害者と被害者家族、
  脱会した信徒の相談
 6.その他の相談
2.弁護士
 1.弁護士
 2.支援弁護士
3.警察
 1.八幡署
 2.府警本部
4.京都府
 1.プロジェクトチーム
5.キリスト教会
 1.受け皿としての教会
 2.協力牧師との連絡
 3.支援者
 4.チェック機構の必要
6.マスコミ対策
 1.キリスト教系新聞社 3紙
 2.キリスト教系TV
 3.新聞社
 4.TV
 5.週刊誌等
6.共同記者会見
7.アッセンブリー京都教会
 1.協力体制
 2.宗教トラブル相談センター
8.裁判
 1.刑事
 2.民事
# by maranatha | 2006-05-01 11:20

「嵐の中で 3」

 昨年(2005年)5月24日(火)、25日(水)、沖縄で「カルト問題セミナー」を開きました。4月日永田保容疑者(当時)逮捕から約 1ヶ月半の時点で行われたセミナーでした。相談が始まった1月からの嵐の中で何を考 え、行動したかを知っていただくことは、カルトの類似事件にこれから取り組む 人々に参考になるかと思いレジュメを掲載することにしました。

(全7回に分けて掲載します、4/20掲載の記事「嵐の中で 1」 から順にご覧ください)

【レジュメP.2】
セミナー2-1
■ 事件の発覚と対応 ■
永田 保(金 保)容疑者は1943年7月大阪府泉南市で生まれた。現在61歳。   
1986年1月 京都市内で布教を始め る。
1987年12月に宗教法人を取得。
1996年1月 「聖神中央教会」に改名。
2000年12月八幡市に土地建物を購入し移転。

 今回の事件の第一報は12月末、ドウゲン師より 電話で内部告発文書を知らされた。本年1月7日、聖神を脱会した牧師、伝道師がアッ センブリー京都教会を訪問し、さらに詳しい経過を伝えてくれた。聞くところによ ると永田(金)容疑者の不道徳は14年程前からのことであった。そこで、今後の相談と被害者とその家族の相談に応じることをその場で約束した。その後、相談を重ねながら4月5日に正式に「被害者の会」を結成し、村上が代表者となった。聖神中央教会は長老制であるが、永田容疑者は独裁的運営をしている。誤った「汚れた霊の教え」、極端な終末論と滅びを強調して聞く者に恐怖心を植え付け、信者の心と体を支配している。この教会には教理的誤り、 経済的被害、児童・学生の学力低下、家庭破壊、マインドコントロール等のカルト 特有の問題点が見られる。

 4月6日、永田容疑者が逮捕される。宗教団体内 での児童への性的虐待の立件は非常に困難なことであり国内初である。被害者達は1 2歳の時から継続的に虐待を受けてきた。被害者は現時点で10人未満であるが、そ の後、府警は成人女性を含めた被害調書を作成している。永田容疑者は信仰の従順と祝福を結び付け、従わ なければ「地獄に落ちる」と恐怖心を与え、心理的にも抵抗する力を奪ってきた。こ のことが宗教上の教義に絡んで婦女暴行罪が適用されるのは国内で始めて。又、宗教法人の指導者の個人的な不法行為で、宗教法人の不動産の仮差し押さえが認められ るのは極めて異例。永田容疑者は事件の発覚を恐れ、部屋で見たこと、聞いたこと、 体験したことを他言しないようにと宗教的権威を笠に着て命令している。数年前から 今日に至るまで情報が漏れなかったことからも、少女たちがいかに恐怖のマインドコ ントロール下にあったかが明らかである。今後、同教会を脱会した信者が近隣の教会に礼拝 出席すると思われる。教会は受け皿となり温かく迎え、人間関係を十分築きつつ教理的誤りを正し、心のケアをお願いしたい。聖神に失望し、教会にも失望することは回避したい。すでに聖神中央教会から離脱した枝教会の中には排他性を捨て、誤った教えをす正すプロセスを踏み始め、近隣教会との交わりを求めている。二度とこのような 事件が起こらないためにも、全ての教会が自己点検し、健全な教会を建て挙げるよう にと願っている。
# by maranatha | 2006-04-24 19:21

「嵐の中で 2」

 昨年(2005年)5月24日(火)、25日(水)、沖縄で「カルト問題セミナー」を開きました。4月日永田保容疑者(当時)逮捕から約 1ヶ月半の時点で行われたセミナーでした。相談が始まった1月からの嵐の中で何を考 え、行動したかを知っていただくことは、カルトの類似事件にこれから取り組む 人々に参考になるかと思いレジュメを掲載することにしました。

(全7回に分けて掲載します、4/20掲載の記事「嵐の中で 1」 から順にご覧ください)

【レジュメ(表紙)】

2005年5月24日(火)−25日(水)
聖神中央教会を通しての考察
カルト問題セミナー

講師:村上 密 牧師(アッセンブリー京都教会)
主催:村上密(アッセンブリー京都教会牧師、被害者の会代表)


【レジュメP.1】
セミナー1
■ 人間の奴隷化 ■

1、奴隷は、奴隷所有者の権力の及ぶ範囲に拘束さ れている
(居住移転の自由の剥奪)

2、奴隷は、奴隷所有者によって命ぜられた仕事に拘束されている
  (職業選択の自由の剥奪)

3、奴隷は、食物、住居、その他生活維持、生命保全に関してはただ奴隷所有者の意思に左右される (正当な報酬請求権の剥奪)

4、奴隷は、奴隷所有者の裁判権に委ねられる
(公正な裁判の要求件の剥奪)

5、奴隷所有者は奴隷に対して立法権、行政権、司法権を握っている。


——— ヘルマン・ブロッホ『群集の心理』より  ———
# by maranatha | 2006-04-21 18:03

「嵐の中で 1」

 昨年(2005年)5月24日(火)、25日(水)、沖縄で「カルト問題セミナー」を開きました。4月日永田保容疑者(当時)逮捕から約 1ヶ月半の時点で行われたセミナーでした。相談が始まった1月からの嵐の中で何を考 え、行動したかを知っていただくことは、カルトの類似事件にこれから取り組む 人々に参考になるかと思いレジュメを掲載することにしました。

セミナー 1では
ヘルマン・ブロッホ『群集の心理』より「人間の奴隷化」について導入として語りました。信徒を宗教的奴隷にしている現在のカルト の実態は悲しい事実です。

セミナー 2では
「事件の発覚と対応について」ここではどれ程の人々と協力関係を築き対応しな
ければならないかを伝えました。

セミナー3 では
「心の変化と回復のためのカウンセリング」についてです。最近私はあちらこちらで宗教カウンセリングが必要だと強調しています。 聞くことによって人々の心が癒されていくことは言うまでもありませんが、真理を伝 えることによって人々が癒されていくことが私の宗教的カウンセリングの基本になっ ています。そのことをここで述べています。

セミナー 4では
「カルト化のチェックと予防」を取り上げまし。
語りたいことが多すぎて時間が足りませんでした。

 特にセミナー 3を心に留めてください。旧約聖書を要約すれば二つの聖句に尽きることをイエス・キリストは語られました。その二つ の聖句がカウンセリングの基本になっています。

(次回より7回に分けて掲載いたします)
# by maranatha | 2006-04-20 12:25

『メリークリスマス』

 12月です。1年間祈り支えてくださり、ありがとうございました。今年は忙しい年でした。牧師の仕事は、大きく分ければ伝道と牧会です。しかし、私の働きは昔から相談事が多いのが特徴です。それも教会外からの相談事です。前任者が私の働きを理解し、教会に伝え、支持する事を確認してくださったので、私は今日まで教会に支えられ、助けられて来ました。ですから、この働きは個人の働きではなく、教会の「わざ」として位置ずけています。すなわち、教会が困難に直面し、悩み苦しんでる人を助けるために仕えるという「わざ」です。

キリストは公生涯の中で、何度も何度も「仕える」ことの大切さを語られました。又、ご自身の世に来られた目的も「仕えられるためでなく、仕えるために」と語られました。ですから、教会はキリストにならう事が大切です。今年の相談事は、今までになく深刻な問題が矢継ぎ早でした。それも、個人の問題だけでなく、団体の問題が多数寄せられました。これらの解決のために、教会だけでなく、教会外の人からも支援いただきました。なんとお礼申し上げてよいかわかりません。アドベントに入り、教会の玄関脇にあるモミの木にはイルミネーションが飾られました。暗い通りにカラー球が美しく光っています。何万、何十万という電飾にはない温かみがあります。この光のように、私たちの教会も闇を照らし、「イエスキリストの救い」を悩める人々に届けたいと願っています。

(月報より)
# by maranatha | 2005-12-18 23:46 | 宗教トラブル相談

『健康な教会』

主の恵みにより、アッセンブリー京都教会は創立58周年を迎えました。今年の記念礼拝のテーマは「健康な教会」です。主に喜ばれる教会をともに建て上げていきましょう。
私は24年、カウンセリングを続けえています。クリスチャン、ノンクリスチャンの区別なく、相談を受付ています。その人が健康かどうか知るために悩みの相談の時には「眠れていまか?」「規則正しい食事をしていますか」と必ずと言ってよい程、おなじ質問をしてきました。
「眠れていますか」に対して「眠れていません」や、「3日間眠れていません」という場合は、すぐ医者にかかって眠れるように薬をいただいてくださいと申し上げています。食事より大切なもの、それは睡眠です。十分な睡眠をとらないと心身のバランスを崩してしまいます。睡眠が削られる程、仕事に奪われていたら要注意です。教会の健康さも奉仕が多すぎない事が大切です。
「食事はとれていますか」の質問に対して「十分とれていません」と言われたら、少なくてもよいが偏らないようにしましょうと申し上げています。十分でも不十分でも偏っていたら、体にいいことはありません。教会の健康度も同じです。説教が偏っていたら、信徒は信仰的バランスを失い、謝った行動をとることが考えられます。
詩篇23篇には「主は私を緑の牧場に伏させます」「主は私をいこいのほとりに伴われます」と羊飼いと羊の関係が描かれています。本当に主に信頼して過ごすなら、私達は充足と安息をいただけるのです。主は私達の教会のまことの羊飼いです。

(月報より)
# by maranatha | 2005-10-10 22:18 | 宗教トラブル相談

『カルト化の問題』

 永田(金)容疑者は、1943年7月大阪府泉南市で生まれた。現在61歳。京都に聖神中央教会を立し、同教会は1987年に宗教法人を所得した。今回の事件の第一報は、カルト問題に詳しい友人より、昨年12月に知らされた。本年月7日聖神中央教会を脱会した牧師・伝道師がアッセンブリー京都教会を来訪しさらに詳しい経緯を伝えてくれた。聞くところによると永田(金)容疑者の不道は14年前からのものであったとのことだった。そこで今後脱会者と被害者家族との相談に応じるを事その場で約束した。

 聖神中央教会は長老制であるが、永田(金)容疑者が独裁的な運営をしている。極端な終末論を唱え、特に滅びを強調して聞くものに恐怖心を植え付け。信者の心と体を支配している。教理的誤り、経済的被害、児童・学生の学力低下、人権侵害、家庭崩壊、マインドコントロール等のカルト特有の問題点が見られる。被害者達は小学生の高学年の時から継続的に行為を強制されてきた。被害者は現時点では10人未満であるが、今後の真相究明によりその数はさらに増えるものと思われる。

 永田(金)容疑者は「祝福」を強調する事によって信仰の従順を要求し、従わなければ恐怖心を引き起こす言葉を継続的に語り、心理的にも抵抗する力を奪ってきた。事件の発覚を恐れ、部屋で見た事、聞いた事、体験した事を他言しないようにと命令している。数年前から今日に至るまで情報が漏れなかった事も、子供たちがいかに恐怖心を植え付けらていたかが明らかである。

 今後同教会を脱会した信者が、近隣の教会の礼拝に出席すると思われる。今後は暖かく迎え、人間関係を十分に築いてから教理的な誤りを正し、心のケアをお願いしたい。聖神中央教会に失望し、その結果キリスト教にも失望するという事は回避したい。すでに聖神中央教会から離脱した枝教会は、排他性を捨て、誤った教えを正す為のプロセスを踏み始め、同時に近隣教会との交わりを求めている。二度とこのような事件が起こらない為にも、それらの教会自身が自己点検し、健全な教会を建てあげるようにと願っている。

2005年5月 被害者の会 代表 村上 密牧師
# by maranatha | 2005-05-10 13:14 | 宗教トラブル相談
宗教問題